【正解２】
a○
b×
医薬品は、市販前に十分な有効性、安全性の確認が行われたものであるが、保健衛生上のリスクを伴うものであることに注意が必要である。
c○
d×
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律では、健康被害発生の可能性の有無にかかわらず、医薬品への異物等の混入があってはならない旨を定めている。

【正解５】
a×
記載は、「治療量上限」。
無作用量とは、効果の発現が検出されない投与量のことである。
b×
ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準には、国際的にＧＬＰではなく、ＧＣＰが制定されている。
ＧＬＰは、非臨床試験の基準。
c○
d○

【正解１】
a○
b○
c×
機能性表示食品は、疾病リスクを低減できる旨を表示することはできない。
d×
特定保健用食品は、「特定の保健機能の表示」が認められている。

【正解３】
1○
2○
3×
口渇も副作用の１つ。
4○

【正解４】
a×
通常の免疫反応では、炎症や痛み、発熱等は人体にとって有害なものを体内から排除するための必要な過程である。
b×
アレルギーは、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には、注意する必要がある。
c○
d○

【正解４】
a×
疾病の根本的な治療や生活習慣の改善等は行わず、漫然と一般用医薬品を使用し続けるような場合には、いたずらに有害事象を招く。
b×
小児への使用を避けるべき医薬品でも、成人量の半量にすることで小児に投与するなど、安易に医薬品を使用する場合には、特に有害事象につながる危険性が高い。
c○
d○

【正解４】
a○
b×
医薬品の相互作用は、吸収、代謝（体内で化学的に変化すること）、分布又は
排泄される過程で起こるものと、医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こるものがある。
c○
d○

【正解５】
酒類（アルコール）は、主として（ ａ肝臓 ）で代謝されるため、アルコールをよく摂取する者では、その代謝機能が（ ｂ高まっている ）ことが多い。その結果、アセトアミノフェンでは、通常よりも（ ｃ体内から速く消失して ）十分な薬効が得られなくなることがある。

【正解３】
a×
乳児向けの用法用量が設定されている一般用医薬品であっても、乳児は医薬品の影響を受けやすく、医薬品の適否が見極めにくいため、基本的には医師の診療を受けることが優先される。
b○
c×
錠剤やカプセル剤は、喉につかえるやすいので注意するよう添付文書に記載されている。
d○

【正解２】
a×
定められた用量の下限よりも少ない用量にしても、十分な効果が得られないだけで、必ずしもリスクの軽減にはつながらない。
b○
c○
d○

【正解５】
a×
胎盤には、胎児の血液と母体の血液とが「混ざらない」仕組み（血液－胎盤関門）
がある。
b×
未解明のことも多い。
c○
d○

【正解１】
a×
プラセボ効果とは、医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用によらない作用を生じることである。
b○
c×
プラセボ効果によってもたらされる反応や変化も、望ましいもの（効果）と不都合なもの（副作用）とがある。
d○

【正解５】
a×
医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられない。
b○
c×
医薬品の一部が変質した物質から成っている場合、販売することはできない。
d○

【正解１】
a○
b○
c○
d○

【正解２】
a×
セルフメディケーションの主役は一般の生活者であり、一般用医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等に対して常に科学的な根拠に基づいた正確な情報提供を行い、セルフメディケーションを適切に支援していく必要がある。
b○
c○
d×
一般用医薬品で対処可能な範囲は、妊婦では通常の成人の場合に比べ、その範囲は限られてくることにも留意される必要がある。

【正解４】
a○
b○
c×
購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合も、情報提供を行うた
めのコミュニケーション技術を身につけるべきである。
d○

【正解３】
a×
「緊急輸入」制度の創設の契機はＨＩＶ訴訟。
b○
c○
d×
医薬品副作用被害救済制度の創設の契機は、サリドマイド訴訟とスモン訴訟。

【正解２】
1○
2×
ＨＩＶが混入した原料血漿から製造された「免疫グロブリン製剤」ではなく、「血液凝固因子製剤」が血友病患者に投与されたことにより、ＨＩＶに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
3○
4○

【正解５】
サリドマイド訴訟は、（ ａ催眠鎮静剤 ）等として販売されたサリドマイド製剤を妊娠している女性が使用したことにより、出生児に四肢欠損、耳の障害等の（ ｂ先天異常 ）（サリドマイド胎芽症）が発生したことに対する損害賠償訴訟である。
なお、サリドマイド胎芽症は、サリドマイドの光学異性体のうち、Ｓ体のみが有するとされる血管新生を（ ｃ妨げる ）作用による。

【正解１】
a○
b○
c×
日本では、キノホルム製剤は販売停止された。
d×
スモン患者に対しては、施術費及び医療費の公費負担も含め、介護事業が講じられている。

【正解５】
a×
消化腺には、唾液腺、肝臓、胆嚢、腎臓ではなく「膵臓」が含まれる。
b○
c×
胃の内壁を覆う粘膜の表面には無数の微細な孔があり、胃腺につながって塩酸
（胃酸）のほか、トリプシノーゲンではなく「ペプシノーゲン」を分泌している。
d×
肝臓は、脂溶性ビタミンだけでなく、水溶性ビタミンも貯蔵する。

【正解１】
1×
歯冠の表面は象牙質ではなく「エナメル質」で覆われ、体で最も硬い部分となっている。
2○
3○
4○

【正解１】
a×
血漿は、90％以上が水分。アルブミン、グロブリン等のタンパク質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。
b○
c×
単球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を示す。
60％を占めており、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解するのは、好中球。
d○

【正解４】
a×
リンパ液は、血球ではなく「血漿」の一部が毛細血管から組織の中へ滲み出て組織液となったもので、タンパク質が少なく、リンパ球を含む。
b×
消化管壁を通っている毛細血管の大部分は、門脈と呼ばれる血管に集まって腎
臓ではなく「肝臓」に入る。
c○
d○

【正解１】
a○
b○
c×
副腎皮質では、副腎皮質ホルモンが産生・分泌される。
アドレナリンは、副腎髄質で産生される。
d×
尿管ではなく「毛細血管」が小さな球状になったものを糸球体といい、糸球体の外側を袋状のボウマン囊が包み込んでいる。

【正解２】
a○
b×
水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見
るときには扁平ではなく「丸く厚みを増し」、遠くの物を見るときには「扁平になる」。
c×
強膜ではなく「結膜」が充血したときは、白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなるが、結膜ではなく「強膜」が充血したときは、眼瞼の裏側は赤くならない。
d○

【正解３】
1○
2○
3×
中耳は、外耳と内耳をつなぐ部分で、鼓膜、鼓室、耳小骨、蝸牛ではなく「耳管」からなる。
4○

【正解２】
a○
b×
汗はエクリン腺から分泌され、精神的緊張による発汗は、手のひらや足底、脇の下の皮膚に限って起こる。
c○
d×
記載は、真皮の内容。
皮下組織は、真皮の下にあり、脂肪細胞が多く集まって皮下脂肪層となっている。

【正解３】
1○
2○
3×
骨は炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなる無機質と、有機質（タンパク質及び多糖体）からなる。
4○

【正解１】
1×
筋組織は筋細胞（筋線維）とそれらをつなぐ結合組織からなり、その機能や形態によって、骨格筋と平滑筋そして「心筋」に分類される。
2○
3○
4○

【正解５】
a○
b○
c○
d○

【正解１】
a○
b×
胃は血管収縮
c○
d×
心臓は心拍数増加

【正解２】
医薬品の有効成分は主に（ ａ小腸 ）で吸収される。一般に、消化管からの吸収は、消化管が積極的に医薬品成分を取り込むのではなく、濃度の（ ｂ高い方から低い ）方へ（ ｃ受動 ）的に拡散していく現象である。

【正解４】
1○
2○
3○
4×
有効成分は代謝を受けると、作用を失ったり、あるいは体外へ排泄されやすい水溶性の物質に変化し、新たに作用が現れたり（代謝的活性化）する。

【正解２】
a○
b×
イレウス様症状においては、腹痛などの症状のために水分や食物の摂取が抑制され、嘔吐がない場合でも、脱水状態となることがある。
c○
d×
浣腸剤や坐剤の使用によって現れる一過性の症状として、肛門部の熱感等の刺激があり、症状に増強が見られた場合は、使用を中止して、専門家に相談するよう記載されている。

【正解２】
a○
b×
トローチ、ドロップは、口の中で舐めて服用する剤形である。
c○
d○

【正解３】
a○
b×
副作用による間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から１～２か月ではなく「１～２週間」程度で起きることが多く、必ずしも発熱は伴わない。
c○
d×
これまでに医薬品で喘息発作を起こしたことがある人は、副作用による喘息が重症化しやすいので、同種の医薬品の使用を避ける必要がある。

【正解５】
（ ａ不整脈 ）は、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態であり、その種類によっては失神（意識消失）することもある。そのような場合は、生死に関わる危険な（ ａ不整脈 ）を起こしている可能性があるので、（ ｂ自動体外式除細動器（ＡＥＤ） ）の使用を考慮するとともに、直ちに救急救命処置が可能な医療機関を受診する必要がある。また、代謝機能の（ ｃ低下 ）によって発症リスクが高まることがある。

【正解３】
1○
2○
3×
薬疹は、あらゆる医薬品で起きる可能性があり、同じ医薬品でも、生じる発疹の型は人によって様々である。
4○

【正解１】
a○
b○
c○
d○

【正解１】
a○　b○
c×　ｄ×
デキストロメトルファン臭化水素酸塩とノスカピンは、非麻薬性鎮咳成分

【正解２】
1○
2×
アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。
3○
4○

【正解３】

【正解１】
a○
b×
抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人を対
象とするものではない。
c○
d○

【正解５】
a○
b○
c○
d○

【正解４】
a×
カフェインは、腎臓における水分の再吸収抑制があり、尿量の増加（利尿）をもたらす。
b×
眠気防止薬におけるカフェインの１回摂取量は、カフェインとして200mg、１日摂取量は500mgが上限とされている。
c○
d○

【正解３】
a×
キキョウは、キキョウ科のキキョウの「根」を基原とする生薬で、痰又は痰を伴う咳に用いられる。
b○
c×
セネガは、ヒメハギ科のセネガ又はヒロハセネガの「根」を基原とする生薬である。
d○

【正解２】
a○
b×
トラネキサム酸は、抗炎症成分。
c○
d×
ベンザルコニウム塩化物は、殺菌消毒成分。
うがい薬の抗ヒスタミン成分は、クロルフェニラミンマレイン酸塩。

【正解なし】
不適切問題、解なしとなっている。
登録販売者試験手引きにおいては、
「炭酸水素ナトリウム」ではなく、「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」が、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もあるとされる。

【正解１】

【正解４】
a×
一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と「旋毛虫」ではなく、「蟯虫」である。
b○
c○
d×
駆虫薬は、腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵には駆虫作用が及ばない。

【正解４】
a×
心筋の酸素利用効率を「高めて」収縮力を高めることにより、血液循環の改善効果
を示すとされている。
b×
エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素から
エネルギーが産生される際にビタミンＥではなく、Ｂ群とともに働く。
c○
d○

【正解２】
a○
b×
メチルエフェドリン塩酸塩は、血管拡張作用ではなく、「血管収縮作用」により痒みを鎮める効果を期待して用いられることがある。
c○
d×
ケイガイは、シソ科のケイガイの花穂を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。
ハクモクレン等の蕾を基原とする生薬で、鎮静、鎮痛の作用を期待して用いられるのはシンイ。

【正解１】
a○
b○
c×
ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、飲みすぎによる下痢等の症状に用いられることを目的としており、食あたりによる下痢については適用対象ではない。
d×
ヒマシ油は、大腸ではなく、「小腸で」リパーゼの働きによって生じる分解物が、「小腸を」刺激することで瀉下作用をもたらすと考えられている。

【正解３】
a×
クロモグリク酸ナトリウムは、アレルギー性でない結膜炎等に対しては無効である。
b○
c×
プラノプロフェンは、非ステロイド性抗炎症成分。
結膜を通っている血管を収縮させて目の充血を除去することを目的として配合されているのは、ナファゾリン塩酸塩等のアドレナリン作動成分。
d○

【正解２】
a○
b×
アラントインは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す。
歯周組織の炎症を和らげるのは、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸
等。
c○
d×
ビタミンＥは、歯周組織の血行を促す効果を期待して配合される。

【正解５】
a×
現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、漢方薬ではなく、中薬と呼ばれ、漢方薬とは明らかに別物である。
b○
c○
d×
用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後６
か月ではなく、生後３ケ月未満の乳児には使用しないこととされている。

【正解４】
1○
2○
3○
4×
クロルヘキシジン塩酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない。

【正解１】
a○
b×
スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、肝臓で速やかに代謝されてしまうため、抗ヒスタミン成分と比べて作用の持続時間が短い。
c○
d×
無水カフェインが配合されているからといって、ジフェニドール塩酸塩等の抗めまい成分の作用による眠気が解消されるわけではない。

【正解３】
a○
b○
c○
d×
イブプロフェンが配合された一般用医薬品は、１５歳未満の小児に対してはいかなる場合も使用してはならない。

【正解５】
柴胡桂枝乾姜湯は、体力中等度以下に適すとはされるが「胃腸の弱い人に不向き」とはされていない。

【正解１】
1×
小柴胡湯は、体力中等度で、ときに脇腹（腹）からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦みがあり、舌に白苔がつくものの食欲不振、吐き気、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状に適すとされる。
体力虚弱で、汗が出るもののかぜの初期に適すとされるのは、桂枝湯。
2○
3○
4○

【正解１】
a○
b○
c×
血液検査値として、ＬＤＬが140mg/dL以上、ＨＤＬが40mg/dL未満、中性脂肪が
150mg/dL以上のいずれかである状態を、脂質異常症という。
d×
パンテチンは、ＬＤＬ等の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、ＨＤＬ産生を高める作用があるとされる。

【正解２】
a○
b○
c×
葉酸は、正常な赤血球の形成に働くことを目的として用いられる。
消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられるのは、ビタミンＣ（アスコルビン酸等）。
d○

【正解４】
a×　b×　c○　d○

【正解１】
a○
b○
c×
組織修復成分は、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイネート（別名アルクロキサ）、アラントイン。
エフェドリン塩酸塩は、アドレナリン作動成分として血管収縮作用による止血効果を期待して配合されている。
d×
カイカは、主に止血効果を期待して用いられる。

【正解２】
1○
2×
尿素は、角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として用いられる。
角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質軟化作用を示すのは、イオウ。
3○
4○

【正解４】
1○
2○
3○
4×
一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の適用範囲は、急性又はアレルギー性の鼻炎及び
それに伴う副鼻腔炎であり、蓄膿症などの慢性のものは対象となっていない。

【正解２】
a○
b×
プロポクスルは、カーバメイト系殺虫成分。
c×
ピリプロキシフェンは、昆虫成長阻害成分。
d○

【正解２】
1○
2×
シクロピロクスオラミンは、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存い必要な物質の輸送機能を妨げ、その増殖を抑える。
細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑えるのは、アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩。
3○
4○

【正解１】
a○
b○
c×
モクツウは、アケビ科のアケビ又はミツバアケビの蔓性の茎を通例、横切りしたものを基原とする。
d×
ショウマは、キンポウゲ科のサラシナショウマ、フブキショウマ、コライショウマ又はオオミツバショウマの根茎を基原とする生薬。

【正解４】
a○
b×
通常、実際に妊娠が成立してから６週目ではなく「４週目」前後の尿中のｈＣＧ濃度を検出感度としている。
c○
d×
尿中ｈＣＧの検出反応は、温度の影響を受けることがある。

【正解４】
a×
グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがある。
メラニンの排出を促すはシステイン。
b×
アミノエチルスルホン酸（タウリン）は、肝臓機能を改善する働きがあるとされる。
ビタミンＣの吸収を助けるのは、ヘスペリジン。
c○
d○

【正解３】
a×
オキサジアゾール系殺虫成分は、アセチルコリンエステラーゼの阻害によって
殺虫作用を示すが、アセチルコリンエステラーゼとの結合は「可逆的」である。
b○
c○
d×
プロポクスルは、カーバメイト系殺虫成分。オキサジアゾール系同様、アセチルコリンエステラーゼの阻害によって殺虫作用を示す。
幼虫が十分に成長して蛹になるのを抑えているホルモンに類似した作用を有し、幼虫が蛹になるのを妨げるのは、メトプレンやピリプロキシフェン。

【正解１】
a○
b×
口腔咽喉薬の効果を兼ねたトローチ剤では、殺菌消毒成分である「セチルピリジニウム塩化物」等が配合されている場合がある。
ブロムヘキシン塩酸塩は、去痰成分。
c○
d○

【正解３】
a×
ウジの防除法としては、通常、有機塩素系ではなく「有機リン系」殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられる。
b○
c○
d×
トコジラミは、電気掃除機で隅々まで丁寧に吸引することによる駆除も可能。

【正解４】
a×
一般用医薬品におけるビタミンＡの１日分量は、6000ではなく「4000」国際単位が上限とされている。
b×
ビタミンＤは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して骨の形成を助ける栄養素。
下垂体や副腎系に作用して、ホルモン分泌の調節に関与するとされているのは、ビタミンＥ。
c○
d○

【正解３】
1○
2○
3×
口腔内がアルカリ性ではなく「酸性」になるとニコチンの吸収が低下する。
4○

【正解３】
a○
b×
浸透圧の差によって腸管壁から水分を取り込んで直腸粘膜を刺激し、排便を促す効果を期待して用いられるのは、グリセリンやソルビトール。
c○
d○

【正解２】
a×
クレゾール石鹸液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
b○
c×
エタノールは、一般細菌類、真菌類のみならず、ウイルスに対する殺菌消毒作用も示す。
d○

【正解２】
この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による（ ａ保健衛生 ）上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な（ ｂ規制 ）を行うとともに、指定薬物の（ ｂ規制 ）に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び再生医療等製品の（ ｃ研究開発 ）の促進のために必要な措置を講ずることにより、（ ａ保健衛生 ）の向上を図ることを目的とする。

【正解４】
a×
すべての医薬品が、日本薬局方に収載されているわけではない。
b×
医薬品医療機器等法第44条第２項に規定する劇薬は、要指導医薬品に該当するものは一部に限られている。
c○
d○

【正解３】
a×
劇薬を貯蔵又は陳列する場所に施錠は求められていない。
施錠が必要なのは、毒薬。
b○
c○
d×
白地に黒枠、黒字ではなく「黒地に白枠、白字」をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない。

【正解２】
a○
b×
生物由来製品の中には、医療機器も含まれる。
c×
要指導医薬品には、生物由来製品として指定されたものは現在のところない。
d○

【正解１】
a○
b×
新たに一般用医薬品となった医薬品は、承認後の一定期間、第一類医薬品に分
類されるが、その間の副作用の発生等に関する情報収集、評価結果に基づき、「第一類医薬品」、二類医薬品又は第三類医薬品のいずれかに分類される。
c○
d×
記載は第三類医薬品の内容。
第一類医薬品は、保健衛生上のリスクが特に高い成分が配合された一般用医薬品。

【正解４】
1○　2○　3○　4×　5○

【正解１】
a○
b×
薬剤師が店舗管理者であっても、店舗販売業の許可では、医療用医薬品の販売はできない。
c×
従事後30日以内ではなく「あらかじめ」配置販売に従事する区域の都道府県知事に届け出なければならない。
d○

【正解１】
a○
b×
医薬部外品を業として製造販売する場合には、品目ごとに承認を得る必要があるが、厚生労働大臣が基準を定めて指定するものは除かれる。
c○
d×
医薬部外品には、脱毛の防止、育毛又は除毛のために使用される機械器具は除かれる。

【正解２】
a○
b×
化粧品も医薬品と同様に、不良化粧品及び不正表示化粧品の販売は禁止され
ている。
c○
d×
化粧品を業として製造販売する場合、製造販売業の許可を受けた者が、あらかじめ品目ごとの届出を行う必要がある。

【正解２】

【正解５】
a×
店舗管理者は、その店舗に勤務する薬剤師及び登録販売者を監督し、その他一般従事者を監督する必要がある。
b×
店舗管理者が薬剤師である場合でも、登録販売者に要指導医薬品を販売させることはできない。
c○
d×
店舗販売業において、登録販売者として過去５年のうち２年間業務に従事した
登録販売者は、第二類医薬品と第三類医薬品を販売する店舗販売業者の店舗管理者になることができる。

【正解１】
1○
2×
薬局開設許可の有効期間は、許可取得から６年ごとに更新を受けなければ、その期間の経過によって効力を失う。
3×
薬局では、医療用医薬品のほか、要指導医薬品及び一般用医薬品を販売することができる。
4×
薬局の管理者は、薬剤師でなければならない。

【正解３】
a×
特別用途食品とは、 「特別の用途に適する旨の表示」の許可を受けた食品であ
り、その表示をするには厚生労働大臣ではなく「内閣総理大臣の」許可を取得する必要がある。
b○
c○
d×
機能性表示食品は、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではない。

【正解４】
a×
医薬品の有効性について、それが確実であることを保証する旨の表現は、虚偽又は誇大広告とみなされる。
b×
漢方処方製剤の効能効果については、配合されている個々の構成生薬の作用を
個別に挙げて説明することは不適当である。
c○
d○

【正解４】
a○
b×
配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書を携帯しなければならない。
c×
配置販売業者は、医薬品を開封して分割販売することは禁止されている。
d×
配置販売業は、購入者宅に医薬品をあらかじめ預けておき、購入者がこれを使用した後でなければ代金請求権を生じない、先用後利といった販売形態である。

【正解５】
a○
b○
c○
d×
店舗販売業者は、第三類医薬品を購入した者から相談があった場合は、薬剤師
又は登録販売者に、必要な情報を提供させることが「望ましい」ではなく「させなければならない」。

【正解４】
a×
第一類医薬品と要指導医薬品は、区別して陳列しなければならない。
b○
c×
かぎをかけた陳列設備であれば、区画外でも陳列できる。
d×
医薬品と保健機能食品を同一店舗で併せて販売する場合、両者を区別して陳列しなければならない。

【正解２】
a○
b×
都道府県知事は、配置販売業の配置員が、薬事に関する法令に違反する行為を
した場合、その配置販売業者に対して、期間を定めてその配置員による業務の停止を命ずることができ、また、必要があるときは、その配置員に対しても、期間を定めてその業務の停止を命ずることができる。
c×
医薬品等の製造販売業者等は、その医薬品等の使用によって保健衛生上の危害
が発生し、又は拡大するおそれがあることを知ったときは、行政庁による命令がなくても、これを防止するために廃棄、回収等の必要な措置を講じなければならない。
d○

【正解２】
1○　2×　3○　4○　5○

【正解３】

【正解１】
a○
b○
c×
販売名に薬効名が含まれているような場合には、薬効名の記載が省略されることがある。
d×
重要な内容が変更された場合には、添付文書に改訂年月が記載される。

【正解２】
a○
b×
副作用については、まず、一般的な副作用について記載され、そのあとに続けて、まれに発生する重篤な副作用について記載されている。
c×
一般用検査薬においては、使用目的ではなく「使用方法」の項目に１回用量、１日の使用回数が記載される。
d○

【正解３】
a×
１回服用量中「0.1mLを超える」アルコールを含有する内服液剤（滋養強壮を目的とするもの）は、アルコールを含有する旨及びその分量が記載される。
b○
c○
d×
可燃性ガスを噴射剤としている危険物に該当するエアゾール製品は、「消防法」に基づき、「火気厳禁」等の表示がなされている。

【正解１】
1×
第三類医薬品であっても、他の医薬品との併用により、身体の変調・不調を引き起こすことはないとは言えないため、購入者等に対し、医療用医薬品との併用について注意する必要がある。
2○
3○
4○

【正解１】
a×
添付文書は、開封時に一度目を通せば十分、というものではなく、必要なときにいつでも取り出して読むことができるように保管される必要がある。
b○
c○
d○

【正解２】
a○
b×
医薬品による発疹について相談を受けたが、添付文書に一般的な副作用として記載されていても、軽んじることのないよう説明がなされることが重要である。
c○
d×
医薬品を旅行先へ携行するために、別の容器へ移し替えると、日時が経過して中身がわからなくなし、誤用のおそれがある。

【正解１】
（ ａ 塩酸フェニルプロパノールアミン）は鼻みず、鼻づまり等の症状の緩和を目的として、鼻炎用内服薬等に配合されていたが、米国において食欲抑制剤として（ ａ塩酸フェニルプロパノールアミン ）を高用量に含有する医薬品を使用した場合に、（ ｂ出血性脳卒中 ）の発生リスクとの関連性が高いとの報告がなされ、2000年５月に（ ｃ米国食品医薬品庁 ）から、米国内における自主的な販売中止が要請された。

【正解５】
a○
b○
c○
d○

【正解２】
a○
b×
本制度に基づく一般用医薬品に関する報告書は、総合機構に提出することとされている。
最寄りの保健所に連絡するのは、健康食品によると疑われる健康被害。
c○
d×
医薬品の過量使用や誤用等によるものと思われる場合の健康被害であっても、報告対象となる。

【正解なし】
不適切問題として全員に加点としている。
おそらく「４」a○　b○　c○　d×
総合機構の医薬品医療機器情報配信サービスは、誰でも利用可能である。

【正解１】
a○
b○
c×
既存の医薬品と明らかに異なる有効成分を配合した一般用医薬品は、１０年を超えない範囲で、厚生労働大臣が承認時に定める一定期間（概ね８年）、安全性に関する報告が求められている。
医療用医薬品で使用されていた有効成分を一般用医薬品で初めて配合したものについての安全性報告が、承認後の一定期間（概ね３年）。
d×
収集された副作用の情報については、厚生労働省ではなく「総合機構（ＰＭＤＡ）において」調査検討が行われ、その結果に基づき、ＰＭＤＡではなく「厚生労働大臣が」製品の回収等の安全対策上必要な行政措置を講じる。

【正解１】
a○
b×
入院治療が必要と認められる場合であって、やむをえず自宅療養を行った場合には、救済給付の対象となる。
c○
d×
医薬品の副作用であるか不明な場合でも、給付請求を行うことは可能。

【正解４】

【正解１】
1×
毎年９月ではなく「10月」17日から23日の１週間は「薬と健康の週間」として、医薬品の正しい知識を浸透させるための広報活動やイベント等が実施されている。
2○
3○
4○

【正解１】
a○
b○
c×
ケトプロフェンは、「ぜんそくを起こしたことがある人」
d×
タンニン酸アルブミンは。「牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」

【正解３】
「副腎皮質の機能低下を生じるおそれがあるため」『連用しないこと』とされているのは、ステロイド性抗炎症成分を含む坐薬。

【正解５】
a○　b○　c○　d○

【正解５】
高齢者がメチルエフェドリン塩酸塩を含んだ医薬品を使用すると、心悸（ ａ亢進 ）、血圧（ ｂ上昇 ）、糖代謝（ ｃ促進 ）を起こしやすいため、添付文書には、使用する前に、その適否について専門家へ「相談すること」と記載されている。

【正解４】
a×
アスピリンが配合された医薬品は、１５歳未満の小児に対して使用できない。
b×
ビスマスを含む止瀉薬は、１週間以上継続して服用しないこととされている。
c○
d○

【正解４】
承認を受けた効能もしくは効果を有しないことを示す研究報告については30日以内。