2019.2.7
- ワンポイントレッスン
調剤事務スタッフに「登録販売者」資格が求められる理由
そもそも登録販売者って?
登録販売者とは、一般用医薬品(市販薬)の販売ができる専門性の高い公的な資格で、薬剤師不足を補う戦力として注目を集めています。
国の進めるセルフメディケーションの担い手として求人数も右肩上がり!
「ドラッグストア」や「医薬品を販売しているコンビニエンスストア」「スーパーの薬売場」などで、『登録販売者』という名札を付けた店員さんを見かけることが多くなりました。
調剤薬局でも活躍する登録販売者
「調剤薬局」は、本来ドクターが作成した処方箋を基に、患者様に医療用医薬品をお渡しする場所です。それではなぜ「医療用ではなく一般用医薬品」を販売する登録販売者の有資格者が求められているのでしょう。
その理由は、2つあります。
理由1:一般用医薬品を販売する調剤薬局が増加
薬をもらいに行った調剤薬局で、一般用医薬品が陳列されているコーナーを見かけたことはありませんか。
これらの薬の接客は、薬剤師ではなく登録販売者の資格を持つ事務スタッフに任せているケースが多く、特に大手調剤薬局の就職では、登録販売者の有資格者が優遇されるようになっています。。
理由2:薬剤師不足
薬剤師が慢性的に不足する中で、薬剤師の人件費が調剤薬局の経営を圧迫しています。
登録販売者は、資格取得を目指す中で「薬が効く仕組み」や「副作用」「医薬品の成分」などについての知識が身につきます。薬に関する基本的な知識を持った事務スタッフなら、薬剤師のサポートが任せられると期待されています。
いかがでしたでしょうか。
登録販売者の有資格者として調剤薬局にお勤めすることで、より条件の良い求人情報に出会えるかもしれません。
ご興味のある方は、ぜひご連絡ください!
フリーダイヤル:0120-55-8635