- ワンポイントレッスン
～登録販売者を目指して勉強中の2人～
三田君･･･
あ～！やってもやっても次から次へと新しいことがでてくるなぁ！
登録販売者の試験はマジで範囲が広い。なかなか覚えられないし、特に薬の名前がカタカナでどうも苦手ですよ。
薬関係の仕事の経験もない自分にははじめてのことばかりで。どんなやりかたをすればいいのかさっぱり見通しが立たないんです。
幸奈さん･･･
本当にそう！やっと時間ができて、『テキスト読もう！』って思っても、気づくと眠っていたりね（笑）
先輩は過去問をやって合格したっていうけれど。やっぱり問題集をやるのがいいのかしら。
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みなさんこんにちは。
三田君や幸奈さんに限らず、登録販売者試験を受験すると決めたはいいけれど、勉強の方法で悩んでいる人も多いと思います。
特に、薬の仕事についたことがなかったりすると、それだけで経験のある人から比べてマイナスからのスタートって気分になってしまうかもしれない。
でもこの試験でものをいうのは、経験ではなく真剣――
つまりどれだけ本気なのかどうかっていうことの方が大切です。
最近の問題傾向は、とてもじゃないけど、経験だけで対応できるレベルではなくなっている。
それなりの覚悟を持って本気で取り組むこと。これが大切！
ではどのように勉強を進めればよいか？
まずは1冊のテキストを決めて（三幸医療カレッジでいうと、「受験対策テキスト」）読み進めることから始めよう。
何冊もではなく１冊に絞ること。
このとき、無理にひとつひとつ暗記しようとするのではなく、出題範囲全体の見取り図を作るように進めていく。
つまりおおざっぱでいいので、どこにどんなことが説明されているかを把握することに集中する。
絵に例えると、まず全体像をおおまかに決めて、それから小さな部分を描き始める方がやりやすいよね。それと同じです。
『ここは簡単だから繰り返さなくてもなんとかなりそう』とか、
『わかりにくいので時間をかけなければならないところだ』とか、
『覚えなければならないことがこんなにたくさんあるんだ』とかね。
全体の中でそれぞれの項目がどんな特徴をもっているのかをおさえるようにしてください。
テキストが一通り終わったら、個々の項目について攻略に取りかかることになるのだけど、ここで利用してほしいのが問題集です。
問題を解くことで、身についているかどうかの確認ができるばかりか、テキストを読み進めるだけでは気づかない要点をあぶり出すことができます。
ただ、せっかく問題を使っても、解いて答え合わせ、の繰り返しだけでは効果は半減！
答え合わせのあとに、テキストで確認、を必ず組み込むようにしましょう。
このとき、テキスト全体の見取り図ができていないと、どこをどう確認すればよいのか迷ってしまうことになる。
見取り図が頭に入っていることがズバリ重要になるなんだ。
しばらく中断していましたが、ワンポイントレッスン再スタートします。
試験勉強の伴侶に（息抜きにも）ぜひ利用してください。
《事務局より》
ワンポイントレッスン執筆の先生が編集してくださった問題集が好評販売中！
「登録販売者試験 予想問題集（平成29年度版）」
