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vol.70 アセトアミドキノンの機能|登録販売者資格なら三幸医療カレッジ

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登録販売者ワンポイントレッスン

2017.2.1
  • ワンポイントレッスン
vol.70 アセトアミドキノンの機能

 登録販売の受験生にはつらい季節だけど、かぜには気をつけてね。
さて今回から数回にわたって、かぜ薬に使われる医薬品成分をみていくことにしたいと思います。シリーズのはじめは、解熱鎮痛成分のアセトアミノフェンについて。
 解熱鎮痛成分には、他にもサリチル酸系、ピリン系、イブプロフェンなどがあるけど、アセトアミノフェンはそれらとくらべてどんな特徴があるかな。

サブロウ「炎症をおさえるはたらきがない、ということです」

いいかんじ。特徴のひとつはこれ。抗炎症作用がないということ。
 いいかい。解熱鎮痛成分の効果は、プロスタグランジンを抑えることによる。プロスタグランジンは、熱を高くしたり、痛みを強くしたり、炎症を起こしたりする体内物質だ。それを抑えることで、解熱、鎮痛、抗炎症というはたらきをもつってことだよね。
 ところが、ところがさ、アセトアミノフェンは、脳に対して直接作用するが、なんと末梢ではプロスタグランジンを抑えないのさ。炎症は、脳は関係しない末梢での反応だよね。だから解熱鎮痛作用はあるけど、炎症に対しては効果がないというわけだ。
 また、プロスタグランジンには、胃の粘膜を保護する作用がある。プロスタグランジンが抑えられると、保護作用を失い胃に対してダメージを与えることになる。しっかしアセトアミノフェンはプロスタグランジンを抑えないのさ。だから、他の解熱鎮痛成分に比べて、胃腸障害が少ないということもいえるってわけ。

サブロウ「なるほど。アセトアミノフェンは、空腹でも飲めるものもあります。それは、プロスタグランジンを抑えないからなのですね」
ユキエ「でも、肝機能障害という重い副作用があります」

いいとこに気がついたねっ。受験生として知っておかなければいけないもうひとつの特徴がこれさ。
 アセトアミノフェンは肝臓で分解される。そしてアセトアミドキノンという物質になるのだけど、これが、肝細胞を破壊する毒性をもっているー。ふつうは、アセトアミドキノンは尿として排出されて問題はない。だけど、大量にできると排出がおいつかず、肝臓がやられてしまうー。特に、アルコールをよく飲む人。肝臓の代謝が活発になっているため、恐怖のアセトアミドキノンが大量にできてしまう傾向があるのだよ。こわーい。
 あたりまえだけど、かぜ薬とアルコールはいっしょに飲まないようにするってことかな。

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