2019.12.19
- ワンポイントレッスン
過去問一問一答vol.3
~第3章より~
<問題>
カフェインに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a.反復摂取により依存を形成する性質があるため、短期間の服用にとどめ連用をしない。
b.食欲不振、悪心・嘔吐が現れることがあるため、胃潰瘍のある人は服用を避ける。
c.動悸が現れることがあるため、心臓病のある人は服用を避ける。
d.妊娠中に服用しても、胎児の発達に影響はない。
1 正正誤正
2 正誤正正
3 誤正正正
4 正正正正
5 正正正誤
<解答・解説> ※テキスト P72~P73 / 手引き集 P51
解答:5
a.〇
b.〇
c.〇
d.×:吸収されて循環血液中に移行したカフェインの一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に到達することが知られており、胎児の発達に影響を及ぼす可能性がある。
<補足説明>
カフェインの働き4つを覚えておきましょう!
・中枢神経刺激(覚醒作用)
・尿量の増加(利尿)
・胃液分泌亢進
・心筋興奮
*眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量は200mg、1日摂取量は500mgが上限です。
ちなみに、コーヒー100mlには、60mg程のカフェインが含まれています!