【正解３】
ア×
医薬品が人体に及ぼす作用は、そのすべてが解明されて「いない」。
イ○
ウ○
エ○

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ○

【正解１】
ア○
イ○
ウ×
健康食品については、医薬品のような製造後安全基準はない。
エ×
健康食品は「法的にも、また安全性や効果を担保する科学的データの面でも医薬品と同等ではなく、身体構造や機能に影響する効果を表示することはできない」。

【正解２】
ア○
イ○
ウ○
エ×
記載は「機能性表示食品」の内容。
特定保健用食品は、「特定の保健機能の表示」が許可されているものである。

【正解４】
1○
2○
3○
4×
副作用は、「容易に異変を自覚できるものばかりではなく、血液や内臓機能への影響については直ちに明確な自覚症状として現れないこともある」。

【正解２】
ア○
イ○
ウ○
エ×
薬理作用がない添加物も、「アレルゲンとなり得る」。

【正解１】
ア○
イ×
アレルギーには体質的・遺伝的な要素「もある」。
ウ○
エ×
鶏卵や牛乳に対するアレルギーがある人は、「鶏卵や牛乳を原材料として作られている医薬品を避ける必要がある」。

【正解１】
アルコールは、主として（ ア 肝臓 ）で代謝されるため、酒類（アルコール）をよく摂取する者では、その代謝機能が高まっていることが多い。その結果、代謝によって産生する物質（代謝産物）に薬効がある場合には、作用が（ イ 強く出過ぎたり ）、代謝産物が人体に悪影響を及ぼす医薬品の場合は副作用が（ ウ 現れやすく ）なる。

【正解５】
ア×
併用で副作用を招く危険性がある。
イ×
緩和を図りたい症状が明確である場合には、「なるべくその症状に合った成分のみが配合された」医薬品が選択されることが望ましい。
ウ×
医療機関で治療を受けている場合には、通常、その治療が優先されることが望ましく、「一般用医薬品であっても、治療を行っている医師又は歯科医師若しくは処方された医薬品を調剤する薬剤師に一般用医薬品の併用について確認する必要がある」。
エ×
外用薬や注射薬であっても、「食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性がある」。

【正解３】
1×
小児は１５歳未満。
2×
小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が「短く」ではなく「長く」、服用した医薬品の吸収率が相対的に「低い」ではなく「高い」。
3○
4×
年齢に応じた用法用量が定められていない医薬品の場合は、保護者等に対して、「成人用の医薬品の量を減らして小児へ与えるような安易な使用は避け、必ず年齢に応じた用法用量が定められているものを使用するよう」説明がなされることが重要である。

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ○

【正解３】
1○
2○
3×
高齢者は、若年時と比べて、肝臓や腎臓の機能が低下しているため、医薬品の作用が現れ「やすく、副作用を生じるリスクが高くなる」。
4○

【正解４】
1○
2○
3○
4×
胎盤には、胎児の血液と母体の血液が混ざらない仕組み（血液-胎盤関門）があるため、医薬品の成分が胎児に移行が防御されるかは「未解明のことも多い」。

【正解１】
ア○
イ○
ウ×
プラセボ効果は、主観的な変化だけで、客観的に測定可能な変化として「現れることもある」。
エ×
医薬品は、薬理作用によるもののほか、プラセボ効果を目的として「使用されるべきではない」。

【正解２】
ア○
イ×
一般用医薬品の販売等に従事する専門家は、セルフメディケーションを推進するため、購入しようとする者への情報提供を「医薬品の販売に結びつけるべき」ではなく「支援していくという姿勢で臨むことが基本となる」。
ウ×
体調の不調や軽度の症状について一般用医薬品を使用して対処した場合、一定期間使用して症状の改善が見られなければ、「医療機関を受診して医師の診療を受ける必要がある」。
エ○

【正解４】
1○
2○
3○
4×
購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合は、コミュニケーションが成立しがたいため、「できるだけ情報提供を行わないようにする」ではなく「できる限り情報を引き出し、可能な情報提供を行っていくためのコミュニケーション技術を身につけるべきである」。

【正解１】
ア○
イ○
ウ×
サリドマイドの光学異性体のうち、鎮静作用を有する異性体のサリドマイドを分離して製剤化しても「体内で相互転換するため、催奇形性は避けられない」。
エ×
日本では、１９６１年１２月に西ドイツ企業から勧告が届き、「速やかに出荷停止、販売停止及び回収措置が行われず、「対応の遅さが問題視された」。

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ○

【正解２】
1○
2×
「白血病患者」ではなく「血友病患者」が、ＨＩＶが混入した原料血漿から製造された血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、ＨＩＶに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
3○
4○

【正解３】
ア×
ＣＪＤは、「ウイルス」ではなく「タンパク質」の一種であるプリオンが原因とされる。
イ○
ウ○
エ○

【正解３】
ア×
胃酸は、胃内を「強アルカリ性」ではなく「強酸性」に保って内容物が腐敗や発酵を起こさないようにする役目を果たしている。
イ○
ウ○
エ×
通常、糞便の成分の大半は水分で、食物の残滓は約５％に過ぎない。

【正解２】
ア○
イ×
必須アミノ酸は体内で作られないため、食品などから摂取する必要がある。
ウ○
エ○

【正解２】
1○
2×
「咽頭」ではなく「喉頭」は円筒状の器官で、軟骨の突起した部分がいわゆる「のどぼとけ」である。
3○
4○

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ○

【正解２】
ア○
イ×
ヘモグロビンは、酸素量の「少ない」ではなく「多い」ところで酸素分子と結合し、「酸素が少なく、二酸化炭素が多い」ところで酸素分子を放出する性質がある。
ウ×
白血球は、感染や炎症が起きると全体の数が増加するとともに、「好中球、リンパ球、単球等の種類ごとの割合も変化する」。
エ○

【正解４】
1○
2○
3○
4×
女性は尿道が「短い」ため、細菌などが侵入したときに膀胱まで感染を生じやすい。

【正解４】
ア×
腎臓には、心臓から拍出される血液の「１／２」ではなく「１／５～１／４」が流れている。
イ○
ウ×
副腎は、皮質、髄質の２層構造からなる。
エ×
「副腎皮質」ではなく「副腎髄質」では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。
副腎皮質では、副腎皮質ホルモンが産生・分泌される。

【正解１】
ア○
イ○
ウ×
鼻腔と副鼻腔を連絡する管は「非常に狭いため」、鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがり、副鼻腔に炎症を生じることがある。
エ×
中耳は「鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管」からなる。
蝸牛は内耳の聴覚器官。

【正解３】
ア×
メラニン色素は、「真皮」ではなく「表皮」の最下層にあるメラニン産生細胞（メラノサイト）で産生され、過剰な産生が起こると、シミやそばかすとして沈着する。
イ○
ウ○
エ○

【正解２】
1○
2×
記載は、「平滑筋」の内容。
骨格筋は、収縮力が強く、自分の意識どおりに動かすことができる随意筋。
3○
4○

【正解５】
ア×
末梢神経系は、随意運動や知覚を担う「自律神経系」ではなく「体性神経系」と、生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う「体性神経系」ではなく「自律神経系」に分類される。
イ×
交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は「アセチルコリン」ではなく「ノルアドレナリン」であり（ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端を除く。）、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は「ノルアドレナリン」ではなく「アセチルコリン」である。
ウ○
エ×
脳は延髄を介して脊髄とつながっており、「脊髄」ではなく「延髄」には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。

【正解１】
交感神経と副交感神経は、効果器でそれぞれの神経線維の末端から神経伝達物質を放出し、効果器を作動させている。交感神経系が活発になったとき、心臓の心拍数は（ ア 増加 ）し、気管支は（ イ拡張 ）する。一方、副交感神経が活発になったとき、膀胱の排尿筋は（ ウ収縮 ）する。

【正解３】
ア×
有効成分は、主に小腸で吸収され、吸収量や吸収速度は消化管内容物や他の医薬品の作用による影響を「受ける」。
イ○
ウ○
エ×
経口投与では、消化管で吸収された有効成分の量は「肝臓で代謝を受けた分だけ少なくなる」。

【正解１】
1×
顆粒剤は粒の表面がコーティングされているものもあるので、「噛み砕かずに水などで食道に流し込む」。
2○
3○
4○

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ○

【正解３】
ア○
イ×
皮膚粘膜眼症候群の発症機序の詳細は不明であるが、発症する可能性がある医薬品の種類「も多いため、発症の予測は極めて困難」である。
ウ○
エ○

【正解２】
1○
2×
眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、「乗物の運転操作により重大な事故につながる可能性が高い」。
3○
4○

【正解２】
1○
2×
間質性肺炎は、必ずしも発熱は伴わず、かぜや気管支炎の症状との区別が「難しい」。
3○
4○

【正解３】
ア×
記載は「不整脈」の内容。
鬱血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患である。
イ○
ウ○
エ×
医薬品を適正に使用している場合であっても、動悸（心悸亢進）や一過性の血圧上昇、顔のほてりを「生じることがある」。

【正解４】
ア×
医薬品の使用後「１～２ヶ月」ではなく「１～２週間」で起きることが多く、アレルギー体質の人や以前に薬疹を起こしたことがある人で生じやすい。
イ○
ウ○
エ○

【正解２】
ア○
イ○
ウ×
かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去するもの「ではない」。
対症療法薬である。
エ○

【正解１】
ア○
イ○
ウ×
ブロムヘキシン塩酸塩は、痰の切れを良くする去痰成分。
エ×
グリチルリチン酸二カリウムは炎症による腫れを和らげる抗炎症成分。

【正解１】
1×
イブプロフェンは、プロスタグランジンを「産生」ではなく「抑制」することで消化管粘膜の防御機能を低下させる。
2○
3○
4○

【正解２】
ア○
イ○
ウ○
エ×
メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが「早く、持続時間が短い」ではなく「遅く、持続時間が長い」。

【正解２】
ア○
イ○
ウ×
漢方処方製剤は、生後３ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっている。
エ×
抑肝散は、小児の夜泣きに用いる場合、１週間程度服用しても症状の改善がみられないときには、「いったん服用を中止して、専門家に相談する等、その漢方処方製剤の使用が適しているかどうか見直すなどの対応が必要である」。

【正解１】
ア○
イ○
ウ×
記載は「グアイフェネシン等去痰成分」の内容。
トリメトキノール塩酸塩は、気管支を拡げる気管支拡張成分。
エ×
鎮咳 がい
成分であるジヒドロコデインリン酸塩は、その作用本体であるジヒドロコデインがモルヒネと同じ基本構造を持ち、依存性が「ある」。

【正解１】
1○
2×
口腔咽喉薬・含嗽薬は、循環血流中への移行による全身的な影響を生じることが「ある」。
3×
含嗽薬は、水で用時希釈又は溶解して使用するものが多いが、調製した濃度が「濃すぎても、薄すぎても効果が十分得られない」。
4×
噴射式の液剤では、息を吸いながら噴射すると気管支や肺にｎ入ってしまうおそれがあるため、軽く息を吐いたり、声を出しながら噴射することが望ましい。

【正解３】
ア×
口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり、その増殖を抑えることを目的として、「トラネキサム酸」ではなく「セチルピリジニウム塩化物等」が用いられる。
トラネキサム酸は炎症を和らげる抗炎症成分。
イ○
ウ×
ハッカはシソ科のハッカの地上部を基原とする生薬で、「芳香による清涼感等を目的として配合される」。
咽頭粘膜をひきしめる（収斂）作用により炎症の寛解を促す効果を期待して用いられるのは「ラタニア」。
エ○

【正解２】
ア○ピレンゼピン塩酸塩、ウ○ロートエキス
副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑える抗コリン成分。
イ×
スクラルファートは、胃粘膜保護・修復成分。
エ×
ジメチルポリシロキサン（別名ジメチコン）は、消泡成分。

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ○

【正解４】
ア×
記載は「ベルベリン塩化物等、腸内殺菌成分」の内容。
トリメブチンマレイン酸塩は、消化管の平滑筋に直接作用して、消化管の運動を調整するとされる整腸成分。
イ×
記載は「次硝酸ビスマス等収斂成分」の内容。
乳酸カルシウムは、腸管内の異常発酵等によって生じた有害な物質を吸着する、吸着成分。
ウ○
エ○

【正解３】
ア×
ヒマシ油は、「大腸」ではなく「小腸」でリパーゼの働きによって生じる分解物が、「小腸」を刺激することで瀉下作用をもたらすと考えられている。
イ○
ウ×
記載は「ビサコジル」の内容。
カルメロースナトリウムは、腸管内で水分を吸収して腸内容物に浸透し、糞便のかさを増すとともに糞便を柔らかくすることによる瀉下作用を目的とする膨潤性瀉下成分。
エ○

【正解３】
1○
2○
3×
パパベリン塩酸塩は、胃腸の痙攣を鎮める作用を示すが、「抗コリン成分と異なり、胃液分泌を抑える作用は見出されない」。
4○

【正解２】
ア○
イ×
記載は「パモ酸ピルビニウム」の内容。
ピペラジンリン酸塩は、 アセチルコリン伝達を妨げて、回虫及び蟯虫の運動筋を麻痺させる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として配合される。
ウ○
エ×
駆除した虫体や腸管内に残留する駆虫成分の排出を促すため、瀉下薬が併用されることがあるが、「ヒマシ油を使用すると腸管内で駆虫成分が吸収されやすくなり、副作用を生じる危険性が高まるため、併用は避ける必要がある」。

【正解１】
ア○
イ○
ウ×
記載は「ゴオウ」の内容。
ユウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬。
エ×
苓桂朮甘湯は、「強心作用が期待される生薬は含まれず」、主に尿量増加（利尿）作用により、水毒（漢方の考え方で、体の水分が停滞したり偏在して、その循環が悪いことを意味する。）の排出を促すことを主眼とする。

【正解２】
ア○
イ×
リボフラビンの摂取によって尿が黄色くなることがあるが、「使用の中止を要する副作用等の異常ではない」。
ウ×
記載は「ビタミンＢ２（リボフラビン酪酸エステル等」の内容。
ビタミンＥ（トコフェロール酢酸エステル）は、コレステロールからの過酸化脂質の生成を抑えるほか、末梢血管における血行を促進する作用があるとされ、血中コレステロール異常に伴う末梢血行障害（手足の冷え、痺れ）の緩和等を目的として用いられる。
エ○

【正解１】
1○
2×
コバルトは、赤血球ができる過程で必要不可欠な「ビタミンＣ」ではなく「ビタミンＢ１２」の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で、硫酸コバルトが配合されている場合がある。
3×
鉄製剤を服用し便が黒くなることがあるが、これは「使用の中止を要する副作用等の異常ではない」。
4×
鉄製剤服用の前後３０分にタンニン酸を含む飲食物（緑茶、紅茶等）を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が「促進」ではなく「悪くなることがあるので、服用前後はそれらの摂取を控えることとされている」。

【正解３】
ア×
ユビデカレノンは、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際に「ビタミンＣ」ではなく「ビタミンＢ群」とともに働く。
イ○
ウ○
エ×
記載は「三黄瀉心湯」の内容。
七物降下湯は、構成生薬としてダイオウは含まない。

【正解３】
ア○
イ×
歯状線より上部の直腸粘膜にできた痔核を内痔核と呼び、「直腸粘膜には知覚神経が通っていいないため自覚症状がないことが少ないことが特徴である」。
ウ○
エ○

【正解４】
1×
リドカイン塩酸塩は、皮膚や粘膜などの局所に適用されると、その周辺の知覚神経に作用して刺激の伝達を「不可逆的」ではなく「可逆的」に遮断する作用を示し、痔に伴う痛みや痒
みを和らげる。
2×
アラントインは、「組織修復成分。
血管収縮作用による止血効果を期待して配合されるアドレナリン作動成分には、「テトラヒドロゾリン塩酸塩等が」ある。
3×
記載は「クロタミトン」の内容。
カンフルは、冷感刺激。
4○

【正解４】
月経周期は、種々のホルモンの複雑な相互作用によって調節されており、約（ ア．２１～４０日 ）と幅がある。加齢とともに卵巣からの女性ホルモンの分泌が（ イ．減少 ）していき、やがて月経が停止して、妊娠可能な期間が終了することを閉経という。閉経の前後には（ ウ．更年期 ）と呼ばれる移行的な時期があり、体内の女性ホルモンの量が大きく変動することがある。

【正解３】
ア○
イ×
滋養強壮作用を期待して、「アミノエチルスルホン酸（タウリン）」が配合されている場合がある。
モクツウは「利尿作用を期待して」配合されている場合がある。
ウ○
エ×
血行を促進する作用を目的として、「ビタミンＢ６」ではなく「ビタミンＥ」が配合されている場合がある。

【正解１】
四物湯は、構成生薬としてカンゾウは含まない。

【正解３】
1○
2○
3×
ベラドンナ総アルカロイドは、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する「交感神経系」ではなく「副交感神経」の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で用いられる抗コリン成分。
4○

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ○

【正解２】
ア○
イ○
ウ×
クロルフェニラミンマレイン酸塩は、ヒスタミンの働きを抑えることにより、症状を緩和することを目的として用いられる抗ヒスタミン成分。
局所麻酔成分は、リドカイン等。
エ○

【正解４】
ア×
記載は「ネオスチグミンメチル硫酸塩」の内容。
イプシロン‐アミノカプロン酸は、炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する効果を期待して用いられる。
イ○
ウ×
記載は「プラノプロフェン」の内容。
ヒアルロン酸ナトリウムは、有効成分としてではなく、添加物（粘稠化稠剤）として用いられ、コンドロイチン硫酸ナトリウムと結合することにより、その粘稠性を高める。
エ○

【正解２】
（ ア．人工涙液 ）は、涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装着時の不快感等に用いられる。一般点眼薬は、目の疲れや痒み、結膜充血等の症状を抑える成分が配合されているものである。アレルギー用点眼薬は、花粉、ハウスダスト等のアレルゲンによる目のアレルギー症状（流涙、目の痒み、結膜充血等）の緩和を目的とし、（ イ．抗ヒスタミン成分 ）や抗アレルギー成分が配合されているものである。抗菌性点眼薬は、抗菌成分が配合され、結膜炎（はやり目）やものもらい（麦粒腫）、（ ウ．眼瞼炎（まぶたのただれ） ）等に用いられるものである。

【正解５】
バシトラシンは、細菌の細胞壁合成を阻害をすることにより抗菌作用を示す。

【正解３】
ア○
イ×
末梢組織の免疫機能を「高める」ではなく「低下させる」作用を示す。
ウ×
水痘（水疱瘡）、みずむし、たむし又は化膿している患部の症状を「悪化させる恐れがあり、使用を避ける必要がある」。
エ○

【正解４】本試験問題ではポピドンヨードの記載ミスにより解なしとなっている」
1×
オキシドールは、一般細菌類の一部に対する殺菌消毒作用。
2×
アクリノールは、一般細菌類の一部に対する殺菌消毒作用。
3×
マーキュロクロムは、一般細菌類の一部に対する殺菌消毒作用。
4○
ポビドンヨードはヨウ素系。
全てに対して殺菌消毒作用を示す。
5×
クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない。

【正解５】
ア×
カルプロニウム塩化物は、末梢組織（適用局所）においてアセチルコリンに類似した作用を示し、頭皮の血管を「収縮」ではなく「拡張」させ、毛根への血行を「抑える」ではなく「促す」ことによる発毛効果を期待して用いられる。
イ×
エストラジオール安息香酸エステルは、「男性ホルモン」ではなく「女性ホルモン」成分の一種であり、脱毛抑制効果を期待して配合される。
ウ○
エ×
記載は「カシュウ」の内容。
ヒノキチオールは、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。

【正解２】
ア○
イ×
フィトナジオン（ビタミンＫ１）は、炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える止血成分。
ウ○
エ×
チョウジ油は、殺菌消毒作用と抗炎症作用なども期待して配合される。
歯周組織修復成分は、アラントイン。

【正解２】
1○
2×
口腔内が「アルカリ性」ではなく「酸性」になるとニコチンの吸収が低下するため、口腔
内を「アルカリ性」ではなく「酸性」にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。
3○
4○

【正解３】
ア×
ビタミンＣの吸収を助ける作用があるのは「ヘスペリジン」。
ガンマ-オリザノールは、抗酸化作用を示す成分で、ビタミンＥと組み合わせて配合されている場合がある。
イ○
ウ○
エ×
記載は「システイン」の内容。
アミノエチルスルホン酸（タウリン）は、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くために重要な物質。肝臓機能を改善する働きがあるとされ、滋養強壮保健薬等に配合されている場合がある。

【正解２】
ア○
イ○
ウ×
ビタミンＤの「欠乏症」ではなく「過剰症」として、高カルシウム血症、異常石灰化が知られている。
エ○

【正解１】
ブシの記載。

【正解３】
ア×
記載は「フェノトリン」の内容。
ペルメトリンも、同じピレスロイド系。
イ○
ウ○
エ×
殺虫剤を使用する場合、同じ殺虫成分を「長期間連用せず、いくつかの殺虫成分を順番に使用していくことが望ましい」。

【正解２】
ア○
イ×
一般用検査薬である尿糖・尿タンパク検査薬は、尿中の糖やタンパク質の有無を調べるものであり、その結果をもって直ちに疾患の有無や種類を判断することはできない。
ウ×
通常、尿は「弱アルカリ性」ではなく「弱酸性」であるが、食事その他の影響で「酸性側」ではなく「中性～弱アルカリ性」に傾くと、正確な検査結果が得られなくなることがある。
エ○

【正解４】
1○
2○
3○
4×
尿中ｈＣＧの検出反応は、「ｈＣＧと特異的に反応する抗体や酵素を用いた反応であるため、温度の影響を受けることがある」。

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ○

【正解３】
1○
2○
3×
「やせ薬」を標榜したもの等の無承認無許可医薬品も医薬品に「含まれる」。
4○

【正解２】
ア○
イ×
患者の容態に合わせて用量を決めて交付するのは「医療用医薬品」。
ウ○
エ×
要指導医薬品を配置販売することはできない。

【正解４】
ア×
毒薬については、それを収める直接の容器又は被包に、「白地に黒枠、黒字」ではなく「黒地に白枠、白字」をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない。
イ○
ウ×
毒薬又は劇薬を、「１８歳未満」ではなく「１４歳未満」の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することは禁止されている。
エ○

【正解３】
ア○
イ×
指定第二類医薬品とは、その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある一般用医薬品（第一類医薬品を除く。）であって、特別の注意を要するものとして「都道府県知事」ではなく「厚生労働大臣」が指定するものをいう。
ウ×
第三類医薬品とは、第一類医薬品及び第二類医薬品以外の一般用医薬品だが、「副作用等により身体の変調・不調が起こるおそれがないとはいえない」。
エ×
第三類医薬品に分類されている医薬品について、第一類医薬品又は第二類医薬品に分類が「変更されることもある」。

【正解４】
ア×
「製造業者」ではなく「製造販売業者等」の氏名又は名称及び住所を表示しなければならない。
イ○
ウ×
日本薬局方に収載されている医薬品以外の医薬品であれば、その有効成分の名称及びその分量を「表示する必要がある」。
エ×
誤って人体に散布、噴霧等された場合に健康被害を生じるおそれがあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品（殺虫剤等）については、「注意ー人体に使用しないこと」の文字を表示しなければならない。

【正解３】
ア×
医薬部外品は、その効能効果があらかじめ定められた範囲内であって、かつ、成分や用法等に照らして人体に対する作用が緩和であるものに限り、「医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている」。
イ○
ウ×
厚生労働大臣が指定する成分を含有する化粧品である場合は、品目ごとに「承認を得る」必要がある。
エ○

【正解２】
ア○
イ×
「皮膚を保護する」等は標榜できるが、「皮膚の炎症を抑える」は不可。
ウ○
エ○

【正解２】
ア○
イ○
ウ○
エ×
機能性表示食品とは、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示し、「販売後」ではなく「販売前」に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが、消費者庁長官へ届け出られたものである。

【正解２】
ア○
イ×
卸売販売業の許可を受けた者は、業として一般の生活者に対して直接医薬品を「販売することはできない」。
ウ○
エ×
薬局開設者が、配置による販売又は授与の方法で医薬品を販売等しようとする場合には、別途、配置販売業の許可を受ける「必要がある」。

【正解３】
ア×
配置販売業では、医薬品を開封して分割販売することは「できない」。
イ○
ウ×
配置販売業者は、区域管理者が薬剤師であっても、配置販売に従事する「登録販売者は第一類医薬品の販売及びその際の情報提供をすることはできない」。
エ○

【正解４】
ア×
登録販売者が要指導医薬品を販売又は授与することはできない。
イ×
登録販売者が第一類医薬品を販売又は授与することはできない。
ウ○
エ○

【正解２】
ア○
イ×
指定第二類医薬品は、かぎをかけた陳列設備に陳列する場合や陳列設備から１．２メートルの範囲に医薬品の購入者等が進入できないような必要な措置がとられている場合を除き、情報提供を行うための設備から「１０メートル」ではなく「７メートル」以内の範囲に陳列しなければならない。
ウ○
エ×
要指導医薬品と第一類医薬品は、「区別して陳列しなければならない」。

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ○

【正解３】
ア○
イ×
特定販売を行う一般用医薬品の「製造番号又は製造記号」の表示は不要。
ウ×
現在勤務している薬剤師又は登録販売者の氏名表示は必要だが、「薬剤師免許証又は販売従事登録証の登録番号」は不要。
エ○

【正解２】
1○
2×
医師が医薬品の効能、効果を保証した記事を広告し、記述し、又は流布することは医薬品医療機器等法の規制対象に「なる」。
3○
4○

【正解３】
ア×
漢方処方製剤の効能効果について、それらの構成生薬の作用を個別に挙げて説明することは広告として「不適当」である。
イ○
ウ×
広告の内容について、「あらかじめの厚生労働大臣の許可」はない。
エ○

【正解２】
ア○
イ×
公的機関が推薦している旨の広告は、「一般の生活者の当該医薬品に対する認識に与える影響が大きいことにかんがみて、仮に事実だったとしても不適当とされている」。
ウ○
エ○

【正解１】
ア○
イ○
ウ○
エ×
薬局及び店舗販売業においては、許可を受けた薬局又は店舗以外の場所で医薬品を貯蔵又は陳列し、そこを拠点として販売等に供することは許可を受けた薬局又は店舗での販売として「認められない」。

【正解３】
行政庁の処分に「解雇命令」はない。

【正解２】
1○
2×
添付文書の内容は、「１年毎に」ではなく「必要に応じて随時」改訂することとされており、改訂年月とともに改訂箇所が明示される。
3○
4○

【正解１】
1×
消費者庁の相談窓口ではなく「消費者相談窓口」
2○　3○　4○　5○

【正解３】
ア×
医療機関から処方された医療用医薬品を使用（服用）している人は、自己判断で使用を控えることは適当でないため、「相談すること」の項で、「医師（又は歯科医師）の治療を受けている人」等として記載される。
イ○
ウ○
エ○

【正解３】
ア×
記載された「使用期限」は、医薬品の「開封前及び開封後」ではなく「未開封状態」において、適切な条件で保管された場合に、品質が保持される期限である。
イ○
ウ○
エ○

【正解４】
1○
2○
3○
4×
別の容器へ移し替えると、日時が経過して中身がどんな医薬品であったか分からなくなってしまうことがあり、誤用の原因となるおそれがある。

【正解１】
「使用上の注意」の標識マーク

【正解４】
水酸化アルミニウムゲル（アルミニウム含有のため）

【正解５】
　（ ア．塩酸フェニルプロパノールアミン ）含有医薬品については、２０００年５月米国で女性が食欲抑制剤として使用した場合に、出血性脳卒中の発生リスクとの関連性が高いとの報告がなされ、米国食品医薬品庁（FDA）による自主的な販売中止が要請された。
　日本においても、２００３年８月までに、（ ア．塩酸フェニルプロパノールアミン ）が配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたため、厚生労働省から、代替成分として（ イ．プソイドエフェドリン塩酸塩 ）等への速やかな切替えにつき指示がなされた。

【正解２】
ヒマシ油類

【正解５】
メチルエフェドリン塩酸塩は、「相談すること」欄の「次の診断を受けた人」に、「甲状腺機能障害、高血圧、心臓病、糖尿病」が記載される。

【正解３】
　（ ア．小柴胡湯 ）による間質性肺炎については、１９９１年４月以降、使用上の注意に記載されていたが、その後、（ ア．小柴胡湯 ）と（ イ．インターフェロン製剤 ）の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、１９９４年１月、（ イ．インターフェロン製剤 ）との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。
　しかし、それ以降も、慢性肝炎患者が（ ア．小柴胡湯 ）を使用して間質性肺炎が発生し、死亡が確認された例もあったことから、１９９６年３月、厚生省（当時）から関係製薬企業に対して（ ウ．緊急安全性情報 ）の配布が指示された。

【正解２】
ア○
イ×
健康被害を受けた購入者を「診察した医師」ではなく「本人又は家族」が、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に対して請求を行う必要がある。
ウ○
エ×
個人輸入により入手した無承認無許可医薬品による健康被害は、「救済制度の対象に含まれない」。

【正解５】
障害年金には請求の期限はない。

【正解３】
人体に直接使用する殺菌消毒剤は対象になる。

【正解４】
1○
2○
3○
4×
副作用と疑われる事例と使用した医薬品との因果関係が不明確な場合でも、「報告の対象となり得る」。

【正解２】
ア○
イ×
報告様式の記入欄「すべてに記入される必要はない」。
ウ○
エ×
報告期限は特に定められていない。

【正解２】
1○
2×
実務上は、「製造販売業者の所在する都道府県知事を通して」ではなく「直接」、独立行政法人医薬品医療機器総合機構へ報告書を提出する。
3○
4○

【正解３】
ア×
記載は、「安全性速報」の内容。
緊急安全性情報は、Ａ４サイズの黄色地の印刷物で、イエローレターとも呼ばれる。
イ○
ウ×
医薬品医療機器情報配信サービス（ＰＭＤＡメディナビ）は、医薬品・医療機器の安全性に関する情報をメールにより配信するサービスであり、「医薬関係者のみに限定されたサービス」ではなく「誰でも利用可能」である。
エ○

【正解１】
医薬品ＰＬセンターは、（ ア ．日本製薬団体連合会 ）により開設され、消費者が、医薬品又は医薬部外品に関する苦情について、（ イ．製造販売元の企業 ）と交渉するに当たり、公平・中立な立場で申立ての相談を受け付け、裁判に（ ウ．よらずに ）解決に導くことを目的としている。

【正解２】
ア○
イ○
ウ×
薬物乱用防止に関する啓発は、「小中学生のうちから」が重要である。
エ○