- ワンポイントレッスン
こんにちは。
今回は、腎臓とそら豆についての記事です。
みなさんは、「かんじんかなめ」という言葉を使うことがありますか?
「非常に大切なこと」を意味し、漢字で「肝心要」とも「肝腎要」とも書きます。
「肝臓と心臓」「肝臓と腎臓」どちらもとても大切な臓器であることが語源と言われています。
◆腎臓
横隔膜の下、背骨の左右ほぼ対称に2個あります。
握りこぶしほどの大きさ(長さ12㎝、幅5㎝、厚さ3㎝くらい)でそら豆のような形をしています。
わずか150gほどの臓器に、心臓から送り出される血液の1/5~1/4もの量が流れ込んでいて、心臓や脳を超える最も血液の流れる量が多い臓器なのです。
腎臓はどんな働きをするの?
・老廃物の除去…血液をろ過して老廃物を尿として捨てる
・血圧調節…水分と塩分の排出量をコントロールする
・造血作用…骨髄における赤血球の産生を促進するホルモン(エリスロポエチン)を分泌する
・骨の強化…ビタミンDを、カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性化ビタミンDに変化させる
腎臓の働きが悪くなると?
尿毒症、高血圧、むくみ、貧血、骨軟化症、骨粗しょう症などになることがあります。
◆そら豆
旬は4月~6月。
タンパク質・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・カリウム・鉄・銅・葉酸などが含まれているので、疲労回復・むくみの改善・貧血予防・便秘解消などの効果があります。
そら豆のにおいが苦手という方いらっしゃいませんか?あの独特のにおいは、50種類以上の成分が複雑に絡まりあって形成されているので、存在感があり印象深いにおいになるのです。しかしながら、そら豆は栄養素豊富ですから、旬の時期の食卓に取り入れてみてくださいね。
おすすめの食べ方は、焼きそら豆です!!
さやごとグリルやオーブンに並べ、黒い焦げ色がつくまで両面を焼きます。さやごと焼くことで、独特のにおいが揮発されますし、豆は蒸し焼き状態となり、ほくほく感が最高ですよ。
是非お試しください!!
★登録販売者試験の受験をお考えの方へ
徐々に令和5年度の試験日程が発表されていますので、受験される都道府県のホームページでご確認ください。
監修 長沢利枝講師