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千葉県の登録販売者試験情報【令和2年】|登録販売者資格の受験対策講座なら三幸医療カレッジ

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登録販売者試験情報

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千葉県の登録販売者試験情報【令和2年】

千葉県の最新試験情報傾向と対策を見る

試験日時

令和2年12月20日(日)  午前10時00分~午後3時30分

会場

千葉県内の大学を予定しています。
受験いただく会場は受験票に記載して、後日お知らせします。

受験申請書受付期間

令和2年8月27日(木)~ 令和2年9月10日(木)(当日消印有効)

受験手数料

14,000円

合格発表

令和3年1月29日(金)

千葉県の試験情報 問い合わせ先

担当部署 千葉県健康福祉部薬務課企画指導班
電話番号 043-223-2614
ホーム
ページ
https://www.pref.chiba.lg.jp/yakumu/hanbaishashiken/2-hannbaisyasiken.html

千葉県の試験情報 合格率推移

受験者数 合格者数 合格率
令和元年度合格情報 2749 683 24.8%
平成30年度合格情報 2622 945 36.0%
平成29年度合格情報 2274 921 40.5%
平成28年度合格情報 1987 651 32.8%
平成27年度合格情報 1619 658 40.6%
平成26年度合格情報 962 295 30.7%
平成25年度合格情報 925 341 36.9%
平成24年度合格情報 964 267 27.7%
平成23年度合格情報 1253 483 38.5%
平成22年度合格情報 1271 547 43.0%
平成21年度合格情報 1918 709 37.0%
平成20年度合格情報 2682 2144 79.9%

令和1年度登録販売者試験千葉県の傾向と対策

●表中の「難易度」は、☆の数でその目安を示しています。
・基本問題は☆
・選択肢のいくつかが基本を超える問題は ☆☆
・発展的な内容で解答するのが難しい問題は ☆☆☆

【第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識】

問題 出題のテーマ 難易度
問1 医薬品の本質
問2 医薬品のリスク評価
問3 健康食品
問4 医薬品の副作用
問5 アレルギーについて
問6 医薬品の使用
問7 医薬品の相互作用
問8 小児への医薬品の使用
問9 小児への医薬品の使用
問10 高齢者の医薬品の使用
問11 妊婦及び簿中を与える女性への医薬品の使用
問12 医療機関で治療を受けている人への医薬品の使用
問13 プラセボ効果
問14 医薬品の品質
問15 医薬品医療機器等法第4条第5項の条文(一般用医薬品の定義) ☆☆
問16 適切な医薬品選択と受診勧奨
問17 サリドマイド
問18 スモン及びスモン訴訟
問19 HIV訴訟
問20 クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)及びCJD訴訟 ☆☆

第1章の出題傾向

難易度も出題傾向も例年通りだった。問15では、第4章として出題されてもいい一般用医薬品の定義について、第4条第5項の条文の空欄補充形式で出題されている。第1章は他の章とも密接に関係している。関連ある内容は章を横断して学習することが大切だ。薬害の問題では、「スモン訴訟の被告である国は、スモン患者の早期救済のためには、和解による解決が望ましいとの基本方針に立っているが、全面和解には至っていない(正解は×)」、「CJD訴訟の和解を踏まえ、医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図るため、医薬品副作用被害救済制度が創設された(正解は×)」など、和解というキーワードが特に目立っている。

ポイント1

問15を見てみよう。一般用医薬品が条文上では実際どのように定義されているかという問題だが、空欄の箇所や選択肢の作りが特徴的で、難度が高いものとなった。 空欄aの選択肢にある「著しくない」と「緩和な」の違いは重要。「緩和な」といういい方は医薬部外品や化粧品の定義に出てくるものなので、比較して整理すると効率的。 また、cには「要指導医薬品」が入るが、その理由についても確認しておきたいところ。 また立体的に知識を身につけることができる。

問15  次の記述は、医薬品医療機器等法第4条第5項の条文である。(   )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。
 この条において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
一から三 (省略)
四 一般用医薬品  医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が
( a )ものであつて、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく( b )
の選択により使用されることが目的とされているもの( ( c )を除く。)をいう。
(正解 著しくない 需要者 要指導医薬品)

【第2章 人体の働きと医薬品】

問題 出題のテーマ 難易度
問21 消化器系
問22
問23 大腸
問24 呼吸器系
問25 循環器系
問26 泌尿器系 ☆☆
問27 ☆☆
問28 外皮系 ☆☆
問29 骨格系と筋組織 ☆☆
問30 脳や神経系
問31 医薬品の有効成分の吸収、代謝及び排泄 ☆☆
問32 医薬品の剤形及び適切な使用方法
問33 医薬品の副作用として現れる肝機能障害
問34 医薬品の副作用として現れる偽アルドステロン症
問35 医薬品の副作用として現れる無菌性髄膜炎 ☆☆
問36 医薬品の副作用として現れる消化器系の症状等 ☆☆
問37 医薬品の副作用として現れる喘息
問38 医薬品の副作用として現れる循環器系の症状 ☆☆
問39 医薬品の副作用として現れる皮膚の症状等 ☆☆
問40 薬疹 ☆☆

第2章の出題傾向

「人体の構造と働き」からは10題で、どれも基本問題だった。消化器系では幅広い知識、腎臓では糸球体・尿細管・ボウマン嚢などの機能単位、外皮系では角質層の構造などが最近頻出する傾向にあるので、重点的に準備しておきたい。「症状から見た主な副作用」は8題で、大幅に出題数が増えた。病態、発症リスクの高い人、再発の可能性など、どれも本格的な深い知識を要求するもので、「人体の構造と働き」の単元に比べて格段に難易度が高いものになっている。

ポイント1

次の問題では、薬疹にあてはまる症状なのか、それとも他の重篤な皮膚粘膜障害(皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症)にあてはまる症状なのか、判断しなければならない難しさがある。

問40  薬疹に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 皮膚以外に、眼の充血や口唇・口腔粘膜に異常が見られることもある。
b 限られた少数の医薬品でのみ起きる可能性があり、同じ医薬品でも生じる発疹の型は人によって様々である。
c 医薬品を使用した後に現れた発疹・発赤等に伴う痒みの症状に対して、一般の生活者が自己判断で対症療法を行うことは、原因の特定を困難にするおそれがあるため、避けるべきである。
d 医薬品を使用してから1~2週間までの間に起き、長期間使用してから生じることはない。
(正解 〇×〇×)

【第3章 主な医薬品とその作用】

問題 出題のテーマ 難易度
問61 かぜの発症や症状
問62 かぜの配合成分とその配合目的
問63 解熱鎮痛薬の配合成分
問64 鎮痛の目的で用いられる漢方処方 ☆☆☆
問65 眠気を促す薬及びその配合成分 ☆☆
問66 眠気防止薬として配合されるカフェインについて ☆☆
問67 乗り物酔い防止薬の配合成分
問68 小児の疳と小児鎮静薬
問69 鎮咳去痰薬に配合される生薬成分 ☆☆☆
問70 鎮咳去痰薬に配合される成分 ☆☆
問71 口腔咽喉薬・うがい薬
問72 胃の薬の配合成分
問73 腸の薬の配合成分 ☆☆
問74 腸の薬の配合成分 ☆☆
問75 胃腸鎮痛鎮痙薬の配合成分
問76 駆虫薬及びその配合成分 ☆☆
問77 強心薬及びその配合成分
問78 コレステロール及びリポタンパク質について
問79 高コレステロール改善薬及びその配合成分 ☆☆
問80 貧血用薬及びその配合成分
問81 循環器用薬に用いられるユビデカレノン ☆☆
問82 外用痔疾用薬及びその配合成分 ☆☆
問83 泌尿器用薬として用いられる漢方処方 ☆☆☆
問84 婦人薬及びその適応対象となる体質・症状 ☆☆
問85 アレルギーと内服アレルギー用薬の配合成分 ☆☆
問86 鼻炎用点鼻薬
問87 眼科用薬
問88 外皮用薬 ☆☆
問89 外皮用薬
問90 抗真菌作用を有する外皮用薬 ☆☆
問91 毛髪用薬 ☆☆
問92 歯痛・歯槽膿漏薬の配合成分とその配合目的 ☆☆
問93 禁煙補助剤及びその配合成分
問94 ビタミン主薬製剤の配合成分
問95 滋養強壮保健薬の配合成分とその配合目的
問96 漢方処方製剤及び生薬製剤
問97 生薬成分 ☆☆☆
問98 殺菌・消毒、消毒薬及びその配合成分
問99 殺虫剤の配合成分 ☆☆
問100 一般用検査薬

第3章の出題傾向

基礎から応用まで難易度の幅が大きい。これまであまり出題が見られなかったものとしては、問66にあるカフェインの血中濃度が半減されるまでにかかる時間。手引きの脚注にある内容だ。また、問93のニコチンとインスリンの相互作用にも注意しておきたい。問83では、六味丸・八味地黄丸・牛車腎気丸の3つの類似した漢方処方を比較している。漢方についてこれ以外に2題、問題文の一部に含むものは5題であり、昨年度と比べて少なくなっている。代わりに大幅に増えたのが生薬分野。全体または一部が生薬成分になっているものは15題ある。医薬品成分の問題には、必ず1つの生薬成分が含まれるといっていいくらいの大量出題である。漢方と生薬以外では、チモール、シクロピロクスオラミン、デヒドロコール酸などどちらかといえばマイナーな成分も目に付いた。

ポイント1

次の外皮用薬の問題では、ヘパリン類似物質、酸化亜鉛、尿素、カンフルの4つの成分の作用機序が扱われている。保湿成分、冷感刺激成分などの分類名を知っているだけでは対応できない。どのように作用するかという詳細な知識が要求されている。

問88  外皮用薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a  ヘパリン類似物質は、創傷面に浸透して、その部位を通っている血管を収縮させることによる止血効果を期待して用いられる。
b 酸化亜鉛は、患部のタンパク質と結合して皮膜を形成し、皮膚を保護する作用を示すため、患部が浸潤又は化膿している場合に用いられる。
c 尿素は、皮膚の角質層を構成するケラチンを変質させることによる角質軟化作用を期待して用いられる。
d カンフルは、軽い炎症を起こして反射的な血管の拡張による患部の血行を促す効果を期待して、また、知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して用いられる。
(正解 ×××〇)

【第4章 薬事に関する法規と制度】

問題 出題のテーマ 難易度
問41 医薬品医療機器等法第1条の条文(法の目的) ☆☆
問42 販売従事登録
問43 要指導医薬品
問44 毒薬と劇薬 ☆☆
問45 一般用医薬品のリスク区分 ☆☆
問46 直接の容器又は被包に記載されていならければならない事項 ☆☆
問47 医薬部外品及び化粧品 ☆☆☆
問48 保健機能食品等の食品 ☆☆☆
問49 薬局及び医薬品の販売業
問50 薬局
問51 店舗販売業
問52 配置販売業
問53 医薬品のリスク区分に応じた情報提供 ☆☆
問54 薬局における医薬品の陳列
問55 店舗販売業者が掲示板で掲示しなければならない事項 ☆☆
問56 特定販売 ☆☆
問57 濫用等のおそれのある医薬品 ☆☆
問58 医薬品医療機器等法第66条第1項の条文(誇大広告の禁止) ☆☆
問59 医薬品の広告
問60 行政庁による監視指導及び処分 ☆☆

第4章の出題傾向

特に医薬部外品・化粧品・保健機能食品からの出題がハイレベルだ。「葉酸に表示される注意喚起表示」や、「機能性表示食品は機能性の根拠を販売前に届け出る」といったこれまで見られない新傾向のものもあった。問46は頻出の法定表示事項の問題だが、「効能又は効果」は含まれない点に注意したい。問45にある「第一類医薬品にはその副作用により日常生活に支障をきたす程度の健康被害が生じるおそれがあるすべての一般用医薬品が指定される。」はまちがいやすい。すべてではなく、その中から指定されたものが一類になる。基本の中に落とし穴がひそんでいる。問58では、誇大広告の禁止が条文の空欄補充の形式になっていて、難易度を上げている。医薬品の販売業では、「薬局不在時間」「店舗管理者の資格」が近年必須の項目だ。

ポイント1

次の問題ではbが難しい。化粧品の直接の容器への記載事項は法61条に規定がある。これによると「化粧品」の文字は記載事項に含まれなていない。医薬部外品と化粧品の問題は、毎年必出の単元だが、難易度が高い傾向がある。手引き本文はもちろん、別表にも目を通しておく必要がある。

問47  医薬部外品及び化粧品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。ただし、厚生労働省令で定める表示の特例に関する規定は考慮しなくてよい。
a かつては医薬品であったが医薬部外品へ移行された製品群(「指定医薬部外品」の表示がある製品群)は、適正に使用することが他の医薬部外品と比べてより重要であるため、容器や包装等に識別表示がなされている。
b 化粧品は、直接の容器又は直接の被包に、「化粧品」の文字の表示が義務付けられている。
c 化粧品は、人の身体を美化し、魅力を増す目的に限定して医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている。
d 医薬部外品を製造販売する場合には、医薬部外品製造販売業の承認が必要であり、品目ごとに許可を得る必要がある。
(正解 〇×××)

【第5章 医薬品の適正使用・安全対策】

問題 出題のテーマ 難易度
問101 一般用医薬品の添付文書
問102 出産予定日12週以内の妊婦は服用しないことと記載される成分
問103 ぜんそくを起こした人は使用しないことと記載される成分
問104 使用しないことと記載される成分と基礎疾患の組合せ ☆☆
問105 他の瀉下薬を併用しないことと記載される漢方処方製剤 ☆☆☆
問106 クロルフェニラミンを含有する一般用医薬品に記載される事項
問107 コデインについて長期連用しないことと記載される理由 ☆☆
問108 血栓のある人は相談することと記載される対象成分
問109 授乳中の人は相談することと記載される対象成分 ☆☆☆
問110 偽アルドステロン症のため高齢者は相談することとされるもの ☆☆☆
問111 腎臓病の人は相談することと記載される対象成分 ☆☆☆
問112 クローン氏病などの人は相談することと記載される対象成分
問113 相談を受けた登録販売者の対応 ☆☆
問114 医薬品の安全情報
問115 医薬品の製造販売業者が15日以内に行う副作用等の報告 ☆☆☆
問116 医薬関係者が行う医薬品の副作用報告
問117 医薬品副作用報告制度
問118 医薬品PLセンター ☆☆
問119 一般用医薬品の安全対策
問120 医薬品の適正使用及び薬物乱用防止のための啓発活動

第5章の出題傾向

よく見られる基本問題もある一方、新傾向の応用問題まで難易度の差が激しいものになっている。「使用上の注意の記載とその対象成分」から12題あり昨年より増えている。量が多いだけでなく難度がかなり高いものになっている。特に問105。瀉下薬と併用できない漢方を選択する問題だが、それらの漢方処方がダイオウを含むかどうかを考えて解答しなければならない難しさがある。問110でも同様で、ここではカンゾウを含む漢方処方を選ばなければならない。今年、漢方の出題が第3章では減っているが、かわりに第5章としての出題が増えている。 その他、注意したいものとして問109。「授乳中の人は使用しないこと」とされる成分の問題はこれまでもよくあるが、ここでは「授乳中の人は相談すること」になっている。「腎臓病」の問111も珍しい出題だ。 

ポイント1

aのプソイドエフェドリン塩酸塩が高血圧の人は使用できないことは基礎知識だとして、問題はb。アセトアミノフェンのような解熱鎮痛成分は、心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍の人は相談することとされるのであって、使用しないことではない。使用しないことなのか、相談することなのか、その違いを意識して学習しなければならない。

問104  次の医薬品成分等と、一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」と記載することとされている基礎疾患等の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。
     医薬品成分等         基礎疾患等
a プソイドエフェドリン塩酸塩 ―― 高血圧
b アセトアミノフェン ―――――― 心臓病
c メキタジン ―――――――――― 甲状腺機能障害 
d 芍薬甘草湯 ―――――――――― 糖尿病
(正解 〇×××)
ポイント2

次の問題は、第2章にある重篤な副作用について基本的な知識が身についていれば決して難しくはない。大部分の受験生は正解を答えることができたはずだ。ただ、出題形式に注目すること。これまでになく実践的だ。これからこのような形式の出題が増えてくると予想される。

問113 次のような相談を受けた登録販売者の対応について、不適切なものの組合せはどれか。
<相談内容>
10歳の娘に、くしゃみ、咳、頭痛などのかぜの症状が出たので、1週間前から一般用医薬品のかぜ薬Ⅹを服用させてい
る。しかし、昨晩から娘の両眼が充血し、今朝になって、かぜ薬Ⅹを服用させる前には無かった発疹や火傷様の水疱が全
身にできており、体温を測ったところ、39.5℃に上がっていた。どうしたらよいか。
a 高熱が出ているため、解熱鎮痛効果のある小児用の一般用医薬品の服用を勧める。
b 両眼が充血しているため、ビタミンAが配合された点眼薬の使用を勧める。
c 副作用の可能性があるため、一般用医薬品のかぜ薬Ⅹの服用を中止するよう勧める。
d 全身に発疹や火傷様の水疱ができているため、直ちに皮膚科の専門医を受診するよう勧める。
(正解 ××〇〇)

平成30年度登録販売者試験 
千葉県の傾向と対策

●表中の「難易度」は、☆の数でその目安を示しています。
・基本問題は☆
・選択肢のいくつかが基本を超える問題は ☆☆
・発展的な内容で解答するのが難しい問題は ☆☆☆

●2018年3月に改訂された「試験問題の作成に関する手引き」からの出題については、
表中の「出題のテーマ」に改 訂をつけています。

【第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識】

問題 出題のテーマ 難易度
問1 医薬品の本質
問2 医薬品のリスク評価 ☆☆
問3 医薬品のリスク評価
問4 医薬品の副作用
問5 アレルギー
問6 医薬品の使用
問7 医薬品の使用
問8 医薬品の相互作用
問9 医薬品の相互作用
問10 小児の医薬品の使用
問11 高齢者の医薬品の使用
問12 妊婦又は妊娠していると思われる女性及び授乳婦
問13 医療機関で治療を受けている人への医薬品の使用
問14 プラセボ効果
問15 セルフメディケーションと一般用医薬品販売時の情報提供
問16 一般用医薬品販売時のコミュニケーションと情報提供
問17 サリドマイド訴訟
問18 スモン訴訟
問19 HIV訴訟
問20 クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)訴訟 ☆☆

第1章の出題傾向

これまで1問だけ出題されていた「医薬品のリスク評価」、「不適正な使用と有害事象」の項目からそれぞれ複数の出題があった。また、「医療機関で治療を受けている人への医薬品の使用」など過去にあまりなかった項目からも出題されているが、全体に見て、基本を身につけていれば難なく答えられるかんたんな問題であった。4問ある「薬害」についても基本であるが、特に原因薬剤と、契機となってできた制度についてが頻出事項である。

ポイント1

次の問題は、医薬品のリスク評価の安全性について、LD50、GLP、GVPなど略語の意味がポイントである。

問2 医薬品のリスク評価に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a LD50とは動物実験における最小致死量のことであり、薬物の毒性の指標として用いられる。
b ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準として、国際的にGood Laboratory Practice(GLP)が制定されている。
c 新規に開発される医薬品のリスク評価は、薬効‐薬理試験や一般薬理作用試験の他に、医薬品毒性試験法ガイドラインに沿って、単回投与毒性試験などの毒性試験が厳格に実施される。
d 医薬品に対しては、製造販売後の調査及び試験の実施基準としてGood Vigilance Practice(GVP)が制定されている。
(正解 ××〇×)

LD50は50%致死量であり、製造販売後の調査及び試験の実施基準はGVPではなくGPSPであることに注意。

【第2章 人体の働きと医薬品】

問題 出題のテーマ 難易度
問21 消化器系
問22 消化器系
問23 消化器系
問24 呼吸器系 ☆☆☆
問25 循環器系 ☆☆
問26 血液 ☆☆
問27 泌尿器系 ☆☆
問28 感覚器官(目、鼻及び耳) ☆☆
問29 外皮系
問30 骨格系及び筋組織
問31 脳や神経系 ☆☆
問32 医薬品の作用
問33 医薬品の有効成分の吸収 ☆☆
問34 医薬品の有効成分の代謝及び排泄
問35 医薬品の剤形 ☆☆
問36 皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症
問37 医薬品の副作用
問38 精神神経系に現れる医薬品の副作用 ☆☆
問39 消化性潰瘍及びイレウス様症状
問40 間質性肺炎及び喘息 ☆☆

第2章の傾向と対策

「人体の構造と働き」から11問、「薬が働く仕組み」から4問、「症状から見た主な副作用」から5問で、問題の配分や難易度は例年通りである。
「人体の構造と働き」で注目したいのは、胃の粘膜表皮を覆う細胞、耳垢、精神的緊張による発汗など、細かな知識を問うものがあったことである。
また「副作用」については、発生頻度、発症するまでの期間などの数字が注意すべきポイントである。

ポイント1

呼吸器系では基本問題になることがほとんどであるが、今年度の出題は、気管と気管支の微妙な違いを理解する必要がある難問である。

問24 呼吸器系に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管支という。
b 吸い込まれた粉塵等の異物は、気道粘膜から分泌される粘液にからめ取られ、線毛運動による粘液層の連続した流れによって気道内部から咽頭へ向けて排出される。
c 肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織を間質という。
d 肺胞は、異物や細菌が侵入してきたときのために粘液層や線毛によって保護されている。
(正解 ×〇〇×)

aは気管支ではなく気管の説明であることに注意。また、dは手引き集の欄外からの出題。肺胞はガス交換を行うため、粘液層や繊毛によって保護されていない。

ポイント2

次の問題でも、手引き集の欄外にある知識を必要とする。手引き集では、欄外にある補足の部分も重要な出題範囲となっている。

問31 脳や神経系の働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。
b 末梢神経系は、随意運動、知覚等を担う体性神経系と、呼吸や血液の循環等のように生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う自律神経系に分類される。
c 気管及び気管支は、交感神経系が活発になると収縮し、副交感神経系が活発になると拡張する。
d 局所(腋窩等)に分布するアポクリン腺を支配する交感神経線維の末端ではノルアドレナリンが神経伝達物質として放出される。
(正解 〇〇×〇)

dでは、アポクリン腺は交感神経に支配されていること、そして神経伝達物質としては原則通りノルアドレナリンが放出されることを、エクリン腺と比較しておさえておこう。

ポイント3

医薬品の副作用では、発症するまでの期間についての問題が最近増加している。次の問題が代表的である。

問40 医薬品の副作用として現れる間質性肺炎及び喘息に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状と区別が難しいこともある。
b 間質性肺炎は、一般的に原因となる医薬品の使用開始から1~2日程度で起きることが多い。
c 喘息は、一般的に原因となる医薬品を使用後、1~2週間程度で起きることが多い。
(正解 〇××)

bとcで、使用開始からの期間が逆になっている。

【第3章 主な医薬品とその作用】

問題 出題のテーマ 難易度
問61 かぜ薬の配合成分とその配合目的の組合わせ
問62 かぜに用いられる漢方処方製剤 ☆☆
問63 解熱鎮痛薬及びその配合成分 ☆☆
問64 ピリン系解熱鎮痛成分
問65 イブプロフェン
問66 眠気を促す薬及びその配合成分 ☆☆☆
問67 鎮暈薬の配合成分 ☆☆
問68 鎮咳去痰薬の配合成分 ☆☆
問69 鎮咳去痰薬及びその配合成分 ☆☆☆
問70 口腔咽喉薬・含嗽薬の配合成分
問71 胃腸に作用する薬
問72 胃の薬の配合成分とその目的とする作用の組合わせ
問73 止瀉薬及びその配合成分 ☆☆
問74 瀉下薬の配合成分
問75 腸の不調を改善する漢方処方製剤 ☆☆☆
問76 胃腸に作用する薬の配合成分 ☆☆
問77 駆虫薬及びその配合成分 ☆☆☆
問78 強心薬の配合成分 ☆☆
問79 コレステロールについて
問80 循環器用薬 ☆☆
問81 痔及び痔疾用薬 ☆☆☆
問82 泌尿器用薬及びその配合成分 ☆☆☆
問83 婦人薬及びその配合成分 ☆☆☆
問84 内服アレルギー用薬の配合成分 ☆☆
問85 内服アレルギー用薬として用いられる漢方処方製剤 ☆☆
問86 鼻炎用点鼻薬の配合成分
問87 眼科用薬の配合成分
問88 外皮用薬の配合成分 ☆☆
問89 外皮用薬及びその配合成分
問90 角質軟化薬及び化膿性皮膚疾患用薬の配合成分 ☆☆
問91 みずむし・たむし用薬の配合成分 ☆☆☆
問92 毛髪用薬の配合成分
問93 歯痛・歯槽膿漏薬の配合成分 ☆☆
問94 禁煙補助剤及びその配合成分 ☆☆
問95 ビタミン主薬製剤の配合成分とその配合目的
問96 滋養強壮保健薬及びその配合成分 ☆☆
問97 漢方処方製剤 ☆☆☆
問98 生薬成分 ☆☆☆
問99 殺虫剤の配合成分とその分類の組合わせ ☆☆☆
問100 妊娠検査薬

第3章の出題傾向

出題のなかった項目としては、小児鎮静薬、眠気防止薬、浣腸薬、貧血用薬、禁煙補助薬、消毒薬などがあるが、それらを除いて、第3章全体からもれなく出題されている。解熱鎮痛薬では2問出題があるが、そのうち1問は西洋薬、もう1問は漢方・生薬成分、同様に2問ある内服アレルギー用薬でも西洋薬と漢方薬が1問ずつ、というように西洋薬と漢方・生薬がほぼ同数といっていいほどのバランスで出題されている。問題の一部に含まれるものも入れて、漢方は10問、生薬は8問になる。生薬成分の増加がめだち、その分難易度はかなり上昇した。

ポイント1

配合成分とその目的とする作用を組合わせた次のような形式の問題は、首都圏ブロックに特徴的で、今年度は同形式の問題が3題あった。

問72 胃の薬の配合成分とその目的とする作用の組合せのうち、正しいものの組合せはどれか。
    配合成分       目的とする作用
a 炭酸水素ナトリウム――消泡
b ゲファルナート――――胃粘膜保護・修復
c テプレノン――――――苦味による健胃
d ロートエキス―――――胃液分泌抑制
(正解 ×〇×〇)

実務上を考えると確かにこのような知識が必要とされている。受験生として実力差が現れやすい問題形式でもある。

ポイント2

駆虫薬については、出題自体がまれで、出題されても基礎中心であったが、今年度は本格的に踏み込んだ内容になっている。

問77 駆虫薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a マクリ(フジマツモ科のマクリの全藻を基原とする生薬)は、回虫の駆除を目的として配合される。
b サントニンは、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すとされるが、尿や糞便が赤く着色することがある。
c パモ酸ピルビニウムは、回虫の自発運動を抑える作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として配合される。
d 駆除した虫体や腸管内に残留する駆虫成分の排出を促すために併用する瀉下薬として、ヒマシ油が用いられる。
(正解 〇×××)
ポイント3

次の抗真菌薬についての問題も難易度が高い。このレベルまで仕上げることが、受験生として合格するための基準になってきている。

問91 みずむし・たむし用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ブテナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える目的で用いられる。
b オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える目的で用いられる。
c ウンデシレン酸は、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存に必要な物質の輸送機能を妨げることにより、その増殖を抑える目的で用いられる。
d ピロールニトリンは、患部を酸性にすることにより、皮膚糸状菌の発育を抑える目的で用いられる。
(正解 〇〇××)

【第4章 薬事に関する法規と制度】

問題 出題のテーマ 難易度
問41 医薬品医療機器法第1条
問42 医薬品
問43 一般用医薬品及び要指導医薬品
問44 毒薬及び劇薬 ☆☆
問45 法定表示事項 ☆☆
問46 医薬部外品及び化粧品
問47 食品 ☆☆
問48 医薬品の販売業
問49 薬局
問50 配置販売業
問51 リスク区分に応じた情報提供
問52 要指導医薬品販売時の書面記載事項 ☆☆
問53 医薬品の陳列若しくは配置
問54 配置販売業者が配置するときに添える書面記載事項 ☆☆☆
問55 店舗販売業者が行う特定販売 ☆☆
問56 濫用等のおそれがある医薬品
問57 医薬品の広告
問58 医薬品の販売方法
問59 医薬品の監視指導及び処分 ☆☆
問60 医薬品の苦情相談窓口

第4章のポイント

年々難易度が上昇して、受験生にとって最も点がとりにくい第4章だったが、今年度は落ち着いて、全体的に標準問題中心になった。ただ、レベルの高い問題肢も散在している。問43のb「第一類医薬品には、その副作用等により日常生活に支障をきたす程度の健康被害が生じるおそれがあるすべての一般用医薬品が指定される。(正解は×)」とか、問45のc「要指導医薬品で毒薬又は劇薬に該当するものはない。(正解は×)」など注意したい。

ポイント1

次の問題は、配置販売業者が配置するときに添える書面の記載事項についてであるが、これまで出題例がほとんどない新傾向問題である。

問54 医薬品医療機器等法施行規則第149条の10の規定に基づき、配置販売業者が、一般用医薬品を配置するときに添える書面に記載しなければならない事項として、誤っているものはどれか。
1 区域管理者の氏名
2 取り扱う一般用医薬品の区分
3 配置に従事する登録販売者の外部研修の受講履歴
4 第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品の情報の提供に関する解説
5 個人情報の適正な取扱いを確保するための措置
(正解 〇〇×〇〇)

医薬品医療機器法施行規則149条に記載されている別表第1の4からの出題である。手引き集では「薬局又は店舗における掲示」の項目にある内容。薬局、店舗販売業に義務付けられている掲示事項と比較しながら整理しておくべきである。

ポイント2

次の問いは、特定販売について、インターネットを利用して広告を行うときの表示事項についてであり、次年度以降も出題が予想されるところ。

問55 医薬品医療機器等法施行規則第147条の7の規定に基づき、店舗販売業者が行う特定販売に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 当該店舗に貯蔵し、又は陳列している一般用医薬品のみ販売することができる。
b 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合には、店舗の主要な外観の写真を表示しなければならない。
c 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合には、特定販売を行う医薬品の使用期限を表示しなければならない。
d 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告する場合には、現在勤務している薬剤師又は登録販売者の氏名及び写真を表示しなければならない。
(正解 〇〇〇×)

dでは、現在勤務している薬剤師又は登録販売者について、氏名は表示しなければならないが、写真を表示という規定はない。

【第5章 医薬品の適正使用・安全対策】

問題 出題のテーマ 難易度
問101 一般用医薬品の適正使用情報
問102 一般用医薬品の添付文書の記載
問103 一般用検査薬の添付文書 ☆☆
問104 一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意 ☆☆
問105 一般用医薬品の製品表示
問106 緊急安全性情報
問107 総合機構のホームページ ☆☆
問108 プソイドエフェドリン塩酸塩の添付文書について
問109 「妊娠している人」は使用しないことと記載される成分
問110 「乗物、又は機械類の運転操作をしないこと」と記載される成分
問111 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬の添付文書の記載
問112 「透析療法を受けている人は使用しないこと」と記載される成分
問113 「胃・十二指腸潰瘍の人は使用しないこと」と記載される成分
問114 医薬品の製造販売業者が行う副作用報告 ☆☆☆
問115 医薬関係者に義務付けられている副作用報告
問116 医薬品副作用被害救済制度
問117 医薬品副作用被害救済制度における給付の種類
問118 医薬品PLセンター ☆☆
問119 一般用医薬品の安全対策
問120 医薬品の適正使用のための啓発活動

第5章の出題傾向

添付文書の総論からの出題が3問あり、前年に比べて増加している。別表5-1と別表5-2にある「主な使用上の注意の記載とその対象成分」からは6問で、第3章の難易度が上がったのとは対照的に、どれもが基本内容である。その他の項目についても、第5章全体から例年通り基本的なものが出題されている。

ポイント1

一般用検査薬の添付文書では、特別な記載事項が規定されている。次はそのことについてきいている。重要ポイントを浮き彫りにできるという意味で良問である。

問103 一般用検査薬の添付文書等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 一般用検査薬には、使用目的及び使用方法が記載されている。
b 妊娠検査薬には、使用者が一般の生活者であるので、検出感度は記載されていない。
c 一般用検査薬では、検査結果が陰性であっても何らかの症状がある場合は、再検査するか又は医師に相談する旨等が記載されている。
(正解 〇×〇)
ポイント2

次は、医薬品医療機器総合機構のホームページについてであるが、cの医薬品製造販売業者の情報が掲載されているかどうかがポイントである。

問107 独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 製造販売業者等や医療機関等から報告された、医薬品による副作用が疑われる症例情報が掲載されている。
b 医薬品等の製品回収に関する情報が掲載されている。
c 新たに許可を取得した医薬品製造販売業者の情報が掲載されている。
(正解 〇〇×)

ホームページでは、添付文書情報の提供に協力している医薬品製造販売業者の一覧というのはあるが、新たに許可を取得した企業についての掲載はない。過去にも他のブロックでも出題があるが、難問である。

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