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大分県の登録販売者試験情報【令和2年】|登録販売者資格の受験対策講座なら三幸医療カレッジ

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登録販売者受験対策講座
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登録販売者試験情報

各都道府県の最新試験情報と問い合わせ先を紹介

大分県の登録販売者試験情報【令和2年】

大分県の最新試験情報傾向と対策を見る

試験日時

令和2年12月13日(日)  午前10時30分~16時00分

会場

・J:COMホルトホール大分 (大分市金池南1丁目5番1号)
・大分県庁舎本館2階正庁ホール(大分市大手町3丁目1番1号)
・大分県庁舎新館14階大会議室(大分市大手町3丁目1番1号)

※受験者数により、会場を変更・追加する場合があります。
 送付される受験票の試験会場を必ずご確認ください。

受験申請書受付期間

令和2年8月31日(月)から9月11日(金) (当日消印有効)

受験手数料

13,000円

合格発表

令和3年1月20日(水)

大分県の試験情報 問い合わせ先

担当部署 大分県福祉保健部薬務室
電話番号 097-506-2650
ホーム
ページ
http://www.pref.oita.jp/soshiki/12610/r02touroku0511.html

大分県の試験情報 合格率推移

受験者数 合格者数 合格率
令和元年度合格情報 643 297 46.2%
平成30年度合格情報 609 311 51.1%
平成29年度合格情報 632 220 34.8%
平成28年度合格情報 508 240 47.2%
平成27年度合格情報 494 206 41.7%
平成26年度合格情報 312 80 25.6%
平成25年度合格情報 273 89 32.6%
平成24年度合格情報 347 169 48.7%
平成23年度合格情報 306 124 40.5%
平成22年度合格情報 312 158 50.6%
平成21年度合格情報 431 242 56.1%
平成20年度 第2回合格情報 648 454 70.1%
平成20年度 第1回合格情報 921 502 54.5%

令和1年度登録販売者試験大分県の傾向と対策

●表中の「難易度」は、☆の数でその目安を示しています。
・基本問題は☆
・選択肢のいくつかが基本を超える問題は ☆☆
・発展的な内容で解答するのが難しい問題は ☆☆☆

【第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識】

問題 出題のテーマ 難易度
問1 医薬品
問2 医薬品のリスク評価 ☆☆
問3 医薬品の副作用
問4 健康食品
問5 乳児及び小児への医薬品の使用
問6 医薬品の相互作用
問7 妊婦及び妊娠していると思われる女性
問8 高齢者の医薬品の使用
問9 プラセボ効果
問10 医薬品によるアレルギー
問11 医薬品の品質
問12 医薬品の不適正な使用と有害事象
問13 医薬品と食品の相互作用
問14 一般用医薬品の役割
問15 医薬品の販売に従事する専門家と購入者とのコミュニケーション
問16 乳児、幼児、小児の年齢区分
問17 サリドマイド及びサリドマイド訴訟
問18 スモン訴訟
問19 ヒト免疫不全ウイルス及びHIV訴訟
問20 クロイツフェルト・ヤコブ病及びCJD訴訟

第1章の出題傾向

副作用とアレルギーについては2題(問3,10)、相互作用も2題(問6,13)、小児・高齢者・妊婦・授乳婦の医薬品の使用についても複数出題されているが、どれも平易な内容だった。他のエリアで難易度が高くなる傾向がある健康食品、薬害についても同様で、基本を確実に身につけていれば、答えるのにとまどうものはない。非常にやりやすい作問になっている。

ポイント1

次の問題は、医薬品のリスク評価について。無作用量、中毒量、最小有効量などの用語があいまいな理解のままだと、答えるのが難しい。この問題に限らず、テクニカルターム(専門用語)とその意味を正確に覚えることが第1章全体の学習目標だ。

問2  医薬品のリスク評価に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 医薬品の効果とリスクは、薬物曝露時間と曝露量との和で表現される用量-反応関係に基づいて評価される。
イ 「無作用量」とは、薬物の効果が発現し、有害反応が発現しない最大の投与量のことである。
ウ 医薬品は少量の投与でも、長期投与されれば慢性的な毒性が発現する場合がある。
エ 医薬品の投与量が治療量上限を超えると、効果よりも有害反応が強く発現する「最小致死量」となり、「中毒量」を経て、「致死量」に至る。
(正解 ××〇×)

【第2章 人体の働きと医薬品】

問題 出題のテーマ 難易度
問21 小腸及び大腸 ☆☆
問22 胆嚢及び肝臓
問23 呼吸器系
問24 血液 ☆☆
問25 腎臓
問26 ☆☆
問27 内耳
問28
問29 外皮系 ☆☆
問30 骨格及び筋組織
問31 中枢神経系及び末梢神経系
問32 交感神経系が優位に働いたときの効果器の反応
問33 医薬品の有効成分の吸収及び代謝
問34 医薬品の有効成分の代謝、排泄及び体内での働き
問35 医薬品の剤形及びその一般的な特徴
問36 全身的に現れる副作用
問37 精神神経系に現れる副作用
問38 消化器系に現れる副作用
問39 呼吸器系に現れる副作用 ☆☆
問40 皮膚に現れる副作用

第2章の出題傾向

「人体の構造と働き」は、それぞれの項目から偏ることなく13問出題されている。目、耳、鼻についても各1問、独立して出題がある。小腸と大腸、骨格系と筋組織、有効成分の代謝、排泄と体内での働きというように、1つの問題の中に複数の項目に渡る内容が含まれていて、人体の構造全体について、欠くことなく幅広く問おうとしている特徴がある。「症状から見た主な副作用」からは4問。昨年同様に、全身的に現れる副作用、精神神経に現れる副作用、体の局所に現れる副作用と部位別に出題されている。無菌性髄膜炎は発症は急性(正解は〇)、喘息は医薬品使用から1~2週間で起こる(正解は×)というように発症するまでの時間に特に注意したい。第2章全体を、着々と基本を重視しながら学習を進めていくことが大切だ。

ポイント1

次は、薬の生体内運命についての総合問題になっている。消化管吸収は受動的か積極的か、直腸からの吸収は緩やかなのか速やかなのか、口腔からの吸収では初めに肝臓で代謝を受けるのか受けないのか、ここがポイントだといえる必須事項を扱っている良問だ。

問33  医薬品の有効成分の吸収及び代謝に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 一般に消化管からの吸収は、医薬品成分の濃度が高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象ではなく、消化管が積極的に取り込むものである。
イ 坐剤は、肛門から挿入すると直腸内で溶解し、薄い直腸内壁の粘膜から有効成分が吸収されるため、内服薬よりも全身作用が緩やかに現れる。
ウ 抗狭心症薬のニトログリセリン(舌下錠、スプレー)は、口腔粘膜から吸収され、初めに肝臓で代謝を受けて全身に分布する。
エ 有効成分が皮膚から浸透して体内の組織で作用する医薬品の場合、浸透する量は皮膚の状態、傷の有無やその程度などによって影響を受ける。
(正解 ×××〇)
ポイント2

次問は、喘息、間質性肺炎と通常の肺炎を対比して正確に見分けられるかどうかを試す問題になっている。副作用の項目では、SJSとTEN、鬱血性心不全と不整脈、薬疹と接触皮膚炎など、類似した症状が多くあるが、これらについて比較しながら整理していく学習が有効となる。

問39  呼吸器系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 間質性肺炎は、気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。
イ 間質性肺炎による息切れは、初期には登坂等の運動時に感じられるが、病態が進行すると平地歩行や家事等の軽労作時にも意識されるようになる。
ウ 喘息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解するが、重症例では窒息による意識消失から死に至る危険性もある。
エ 喘息は、原因となる医薬品の使用開始から1~2週間程度で起こることが多い。
(正解 ×〇〇×)

【第3章 主な医薬品とその作用】

問題 出題のテーマ 難易度
問61 かぜ薬に配合される成分とその作用
問62 かぜ薬に配合される抗炎症成分 ☆☆
問63 かぜ薬の漢方処方製剤 ☆☆
問64 痛みや発熱が起こる仕組み及び解熱鎮痛薬の働き ☆☆
問65 解熱鎮痛薬
問66 解熱鎮痛薬に含まれる成分 ☆☆
問67 眠気を促す薬の成分
問68 眠気を促す薬に含まれる生薬成分 ☆☆
問69 眠気を防ぐ薬
問70 乗り物酔い防止薬に配合される成分とその作用 ☆☆
問71 鎮咳去痰薬に配合される成分 ☆☆
問72 鎮咳去痰薬に配合される去痰成分 ☆☆
問73 口腔咽喉薬及びうがい薬
問74 胃腸に作用する薬
問75 止瀉薬及び瀉下薬に配合される成分
問76 強心薬
問77 血中コレステロール
問78 貧血及び貧血用薬
問79 痔及び痔疾用薬
問80 泌尿器用薬の漢方処方製剤 ☆☆
問81 婦人薬の女性ホルモン成分
問82 婦人薬の漢方処方製剤 ☆☆
問83 内服アレルギー用薬の成分
問84 内服アレルギー用薬の漢方処方製剤 ☆☆
問85 鼻炎用点鼻薬の成分
問86 眼科用薬に配合される成分 ☆☆
問87 皮膚に用いる薬の成分 ☆☆
問88 一般的な創傷への対応
問89 頭皮及び毛根に作用する成分 ☆☆
問90 歯痛及び歯周病 ☆☆
問91 歯槽膿漏薬に含まれている成分及びその作用
問92 禁煙補助剤
問93 ビタミン主薬製剤
問94 滋養強壮保健薬に含まれている成分 ☆☆
問95 防風通聖散の構成生薬による副作用
問96 消毒薬
問97 塩素系殺菌消毒成分
問98 殺虫剤の成分 ☆☆
問99 一般用検査薬 ☆☆
問100 妊娠検査薬及びヒト絨毛性性腺刺激刺激ホルモン

第3章の出題傾向

標準的な問題と、難問とまではいかないが答えにくい問題が半数ずつある。出題範囲については、小児鎮静薬、胃腸鎮痛鎮痙薬からの出題がないくらいで、それ以外のすべての項目からバランスよくまんべんなく出題されている。歯や口中に用いる薬、一般用検査薬などからも複数問の出題がある。痛みや発熱が起こる仕組み(問64)、創傷への対応(問88)、歯痛や歯周病について(問90)、殺菌と滅菌の違い(問96)など、医薬品成分の作用だけでなく、病状とその対応についての問題も少なくない。漢方処方製剤については5題あったが、「次の記述にあてはまる漢方処方製剤はどれか」という形式のもので比較的答えやすかった。生薬については一部に含まれるものも入れると6題。バクモンドウの基原(問71)、ヒノキチオールとカシュウの作用(問89)は難問だが、それ以外は、眠気を促す薬に含まれる生薬の種類(問68)、強心薬のセンソ、ジャコウ、レイヨウカクの基原(問76)、マオウ、カンゾウ、ダイオウの副作用(問95)など、生薬の初歩としてまずは身につけておきたいところからの出題だった。

ポイント1

滋養強壮保健薬ではビタミン成分の出題が圧倒的に多い。次ように、どちらかといえば補助的なアミノ酸等の成分について、しかもかなり込み入った作用の仕組みまで問うものは珍しい。このレベルの知識までは身につけておきたい。

問94  滋養強壮保健薬に含まれている成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア システインは、肝臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドと直接反応して代謝を促す働きがあるとされる。
イ アスパラギン酸ナトリウムは、乳酸の分解を促す働きを期待して用いられる。
ウ アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くために重要な物質であり、肝臓機能を改善する働きがあるとされている。
エ グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。
(正解 〇〇〇〇)

【第4章 薬事に関する法規と制度】

問題 出題のテーマ 難易度
問101 医薬品医療機器等法第1条
問102 医薬品の分類
問103 薬局 ☆☆
問104 店舗販売業
問105 配置販売業
問106 化粧品の効能効果 ☆☆☆
問107 医薬部外品 ☆☆
問108 薬局での掲示事項
問109 生物由来製品 ☆☆
問110 毒薬及び劇薬
問111 毒薬又は劇薬を販売する際の文書の記載事項
問112 保健機能食品等の食品 ☆☆
問113 濫用等のおそれのある医薬品
問114 医薬品の販売広告
問115 医薬品の陳列方法
問116 要指導医薬品又は第一類医薬品を販売したときの書面記載事項
問117 薬局開設者及び店舗販売業者の遵守事項
問118 医薬品の広告方法
問119 要指導医薬品又は一般用医薬品のリスク区分に応じた情報提供
問120 行政庁の監視指導及び処分 ☆☆

第4章の出題傾向

医薬品医療機器等法第1条、医薬品販売業の陳列方法及び掲示事項、要指導医薬品と第一類医薬品販売時の書面記載といった近年必出の重要項目から順当に出題されている。気になる点としては、生物由来製品についての問109で、医療機器は生物由来製品に含まれるかどうかというところ。医療機器も(さらに医薬部外品も化粧品も)生物由来製品には含まれるので確認しておこう。問106、107、112で扱われている化粧品、医薬部外品、健康食品の3分野の難易度が高いことも目に付くが、それはどのエリアにも共通する特徴であり、それなりの対策は立てておきたい。化粧品の効能効果(問106)については手引き集の別表4-2、医薬部外品の識別表示(問107)については規則219条の2の学習が必要となる。また問120で、「都道府県知事は、配置販売業者に対して、構造設備が適合せず不良医薬品を生じるおそれがある場合は、改善を命ずることができる」とあるがこれは×。配置という販売形態には構造設備はない。よく読まないとミスしてしまいがちなので注意しよう。

ポイント1

医薬品販売業者の遵守事項とはなっているが、実は複数のテーマを融合させた総合問題になっている。一つ一つは基礎ではあるが、総合的な力をためす良問だ。

問117  薬局開設者及び店舗販売業者の遵守事項に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 医薬品の販売等に従事する薬剤師、登録販売者又は一般従事者であることが容易に判別できるよう、その薬局又は店舗に勤務する者に名札を付けさせること、その他必要な措置を講じなければならない。
イ 過去5年間のうち、一般従事者として薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に実務に従事した期間及び登録販売者として業務に従事した期間が通算して3年に満たない登録販売者については、薬剤師又は登録販売者(前述の登録販売者を除く。)の管理及び指導の下に実務に従事させなければならない。
ウ 医薬品を競売に付してはならない。
エ 一般用医薬品のうち、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定するものを販売又は授与する場合で、購入しようとする者が若年者の場合は、薬剤師又は登録販売者に、当該者の氏名及び年齢を確認させなければならない。
(正解 〇×〇〇)

【第5章 医薬品の適正使用・安全対策】

問題 出題のテーマ 難易度
問41 医薬品の適正使用情報
問42 一般用医薬品の添付文書
問43 一般用医薬品の添付文書の「使用上の注意」 ☆☆
問44 胃酸過多の人は使用しないことと記載される対象成分
問45 乗り物又は機械類の運転操作をしないことと記載される対象成分
問46 ブロメラインが肝臓病の人は相談することと記載される理由 ☆☆☆
問47 使用しないこととされている事項と成分の組み合わせ ☆☆
問48 一般用医薬品の使用期限の表示
問49 一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意
問50 医薬品等の安全性情報
問51 総合機構のホームページに掲載されているもの ☆☆
問52 医薬品の副作用情報等の収集
問53 医薬品の副作用情報等の収集、評価及び措置の内容 ☆☆
問54 副作用等が疑われる場合の報告の仕方
問55 医薬品副作用被害救済制度
問56 医薬品副作用被害救済制度の対象となるもの ☆☆
問57 医薬品副作用被害救済制度の給付対象とならない場合の相談窓口
問58 これまで実施された一般用医薬品の安全対策 ☆☆
問59 医薬品の適正使用及びその啓発活動
問60 メトヘモグロビン血症を起こすおそれのある一般用医薬品の成分

第5章の出題傾向

別表5-1と別表5-2にある「主な使用上の注意の記載とその対象成分」からは5問で、昨年より増えてはいるが、他の多くのエリアでは10問程度出題されているのに比較すると相対的に少ない問題数であった。その中で、ブロメラインについて「肝臓病の診断を受けた人は相談すること」と記載される理由を答えさせるものがあった。ブロメラインがこのような切り口で出題されることはあまりない。肝機能障害を悪化させるからなのか、副作用が現れやすくなるからなのか、見極めなければならない難問だった。別表以外では、添付文書の総論的な問題が3問、医薬品副作用被害救済制度、安全性情報報告制度からはそれぞれ3問ずつ出題され、これらの項目が重視されている。副作用の報告が「医薬品副作用モニター制度」としてスタートしたことなど、制度が成立した背景にも目配りが求められる。

ポイント1

次は使用上の注意について、「していはいけないこと」「相談すること」「その他の注意」にはそれぞれどのようなことが記載されているかを答えさせる問題。一見簡単そうだが、なかなか手ごわいところをついている。特に「その他の注意」の記載内容が問題になっているイ、ウはこれまであまりなかった新しい切り口だ。

問43  一般用医薬品の添付文書の「使用上の注意」に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア 「してはいけないこと」には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されている。
イ 「その他の注意」には、副作用と考えられる症状を生じた場合や、症状の改善がみられない場合の対応が記載されている。
ウ 「その他の注意」には、医薬品の適用となる症状に関して、日常生活上、どのようなことを心がけるべきかなどが記載されている。
エ 「相談すること」には、その医薬品を使用する前に、その適否について専門家に相談した上で適切な判断がなされるべきである場合について記載されている。
(正解 〇××〇)

平成30年度登録販売者試験 
大分県の傾向と対策

●表中の「難易度」は、☆の数でその目安を示しています。
・基本問題は☆
・選択肢のいくつかが基本を超える問題は ☆☆
・発展的な内容で解答するのが難しい問題は ☆☆☆

●2018年3月に改訂された「試験問題の作成に関する手引き」からの出題については、
表中の「出題のテーマ」に改 訂をつけています。

【第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識】

問題 出題のテーマ 難易度
問1 医薬品
問2 医薬品のリスク評価
問3 医薬品及び健康食品の安全性
問4 食品
問5 医薬品の副作用
問6 免疫反応及びアレルギー
問7 アレルギー
問8 医薬品とアルコールの相互作用
問9 他の医薬品や食品との相互作用
問10 小児の医薬品の使用
問11 小児の医薬品の使用
問12 高齢者の医薬品の使用
問13 妊婦、妊娠していると思われる女性及び授乳婦
問14 プラセボ効果
問15 一般用医薬品 ☆☆
問16 一般用医薬品の販売時のコミュニケーション
問17 サリドマイド製剤及びサリドマイド訴訟
問18 スモン訴訟
問19 ヒト免疫不全ウイルス及びHIV訴訟
問20 クロイツフェルト・ヤコブ病及びCJD訴訟

第1章の出題傾向

副作用とアレルギーについては3題(問5~7)、薬害については4題(問17~問20)の出題があるが基礎知識で対応できる内容である。相互作用、そして小児・高齢者・妊婦・授乳婦の医薬品の使用についても複数出題されているが、どれも頻出されている事項である。他の項目についても同様であり、基本を確実に身につけていれば、答えるのにとまどうことはなかったのではないだろうか。 

ポイント1

次の小児についての問題は基本中の基本であるが、4つある問題肢に「乳児」「5歳未満」「乳幼児」「小児」と別々の用語が使われていることには注目したい。考えすぎると逆に迷ってしまうことありがちである。 

問11 小児の医薬品の使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。 
ア 乳児向けの用法用量が設定されている医薬品であっても、乳児は医薬品の影響を受けやすいため、基本的には医師の診断を受けることが優先される。
イ 5歳未満の患者に使用される錠剤やカプセル剤などの医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。
ウ 一般に乳幼児は、容態が変化した場合に、自分の体調を適切に伝えることが難しいため、医薬品を使用した後は、保護者等が乳幼児の状態をよく観察することが重要である。
エ 家庭内において、小児の誤飲・誤用事故を未然に防止するためには、小児が容易に手に取れる場所や、小児の目につく場所に医薬品を置かないようにすることが重要である。
(正解 〇〇〇〇)

【第2章 人体の働きと医薬品】

問題 出題のテーマ 難易度
問21 消化器系
問22 胆嚢及び肝臓
問23 呼吸器系
問24 循環器系
問25 血液 ☆☆
問26 泌尿器系
問27 腎臓及び副腎
問28 感覚器官 ☆☆
問29 外皮系及び骨格系
問30 骨格筋
問31 末梢神経系及び中枢神経系 ☆☆
問32 自律神経系
問33 医薬品の吸収、代謝及び排泄
問34 医薬品の剤形及び適切な使用方法
問35 医薬品の副作用
問36 皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症
問37 精神神経系に現れる副作用
問38 身体の局所に現れる副作用
問39 循環器系に現れる副作用 ☆☆
問40 薬疹

第2章の傾向と対策

「人体の構造と働き」は、それぞれの項目から偏ることなく12問出題されている。1つの問題のなかに幅広い内容が含まれているのが特徴である。たとえば、問21は消化器系についてであるが、胃酸、小腸、膵臓、糞便がその内容になっていて、それぞれが独立した問題として作られてもおかしくないテーマである。「症状から見た主な副作用」からは6問あり、全身的に現れる副作用、精神神経に現れる副作用、体の局所に現れる副作用と部位別に出題されている。「薬が働く仕組み」は2問だけであるが、吸収、代謝、排泄とほぼ全体を網羅した内容になっている。
難易度は、全体を通して難問はない。ひとつひとつのテーマについて、幅広く欠くことなく知識を身につけているかどうかが問われている。

ポイント1

次の血液に関する問題は、ヘモグロビンの酸素との結合・放出、白血球の種類ごとの割合の変化についてという、あまり出題のないところまで含んでいる。

問25 血液に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア 赤血球は、中央部がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約40%を占める。
イ ヘモグロビンは、酸素量の少ないところで酸素分子と結合し、酸素と二酸化炭素が多いところで 酸素分子を放出する性質がある。
ウ 白血球は、感染や炎症が起きると全体の数が増加するが、好中球、リンパ球、単球等の種類ごとの割合は一定である。
エ 損傷部位を覆った血小板から放出される酵素によって、血液を凝固させる一連の反応が起こる。
(正解 〇××〇)

【第3章 主な医薬品とその作用】

問題 出題のテーマ 難易度
問61 かぜ及びかぜ薬
問62 かぜ薬の配合成分とその期待される主な作用
問63 解熱鎮痛成分
問64 めまい及び乗物酔い防止薬 ☆☆
問65 小児の疳及び小児鎮静薬
問66 痰や咳が生じる仕組み及び鎮咳去痰薬の働き
問67 口腔咽喉薬及びうがい薬
問68 口腔咽喉薬及びうがい薬 ☆☆
問69 胃液分泌抑制作用を期待して配合される成分
問70 健胃薬に配合される生薬成分及び漢方処方製剤 ☆☆☆
問71 整腸薬及び止瀉薬に用いられる成分 ☆☆
問72 瀉下薬に用いられる成分 ☆☆
問73 胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される成分 ☆☆
問74 駆虫薬及びその配合成分 ☆☆
問75 心臓などの器官や血液に作用する薬及びその配合成分
問76 高コレステロール改善薬及びその配合成分 ☆☆
問77 貧血用薬
問78 循環器用薬の配合成分 ☆☆
問79 痔及び痔疾用薬 ☆☆
問80 外用痔疾用薬に配合される成分
問81 女性ホルモン
問82 婦人薬に配合される成分 ☆☆☆
問83 婦人薬として用いられる漢方処方製剤 ☆☆☆
問84 アレルギー用薬の配合成分
問85 アレルギーに用いられる漢方処方製剤 ☆☆☆
問86 鼻炎薬に配合される成分及び主な作用
問87 眼科用薬に配合される成分
問88 眼科用薬
問89 抗菌作用を有する医薬品成分
問90 皮膚に用いられるステロイド性抗炎症成分
問91 殺菌消毒成分
問92 毛髪用薬の配合成分 ☆☆
問93 歯槽膿漏薬の配合成分と配合目的の関係 ☆☆☆
問94 禁煙補助剤(咀嚼剤)
問95 滋養強壮保健薬に配合される成分
問96 ビタミン成分
問97 生薬成分 ☆☆
問98 殺虫剤
問99 尿糖・尿タンパク検査 ☆☆
問100 妊娠検査薬及びヒト絨毛性性腺刺激ホルモン

第3章の出題傾向

午前の部の第1章、2章、5章に比べて、難易度は高い。難問とまではいかないが答えにくい問題が半数近くある。しかし半数以上はほぼ標準的な難易度であるといえる。他のブロックと比べてもやりやすいのではないだろうか。 出題範囲についてみてみよう。眠気を促す薬、眠気防止薬、公衆衛生の消毒薬からの出題はないが、その他からは全項目からの出題があった。口腔咽喉薬・うがい薬、婦人薬、皮膚に用いる薬、など他のブロックではあまりない項目からも複数の出題があった。また胃腸に作用する薬が6題、循環器系の薬が4題というのもめだって多い。めまいの発現(問64)、咳や痰の生じる仕組み(問66)、月経(問81)、タンパク尿異常の要因(問99)など、医薬品成分の作用だけでなく、病態についての問題も散在している。漢方処方製剤については、問題肢の一部に含むものも入れて8題あり難易度は高い。生薬については7問程あるが、センブリ、オオバク、オウレン、コウカ、ルチン、ブシなど出題頻度が高いもので、漢方と比べやりやすかったのではないだろうか。

ポイント1

アレルギーに用いられる漢方処方製剤についての次の問題では、体力の程度と適す症状の両方を含んでいる文章になっていて、論点が多く正誤を検討するにはかなりの実力を必要とする。

問85 アレルギーに用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
ア 十味敗毒湯は、体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、水虫に適すとされる。
イ 当帰飲子は、体力中等度で冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、痒みに適すとされる。
ウ 荊芥連翹湯は、体力中等度以上で皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張しているものの蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきびに適すとされる。
エ 消風散は、体力中等度以上の人の皮膚疾患で、痒みが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、水虫、あせもに適すとされる。
(正解 〇○〇〇)

【第4章 薬事に関する法規と制度】

問題 出題のテーマ 難易度
問101 医薬品医療機器法
問102 医薬品の定義、範囲及び取扱い
問103 要指導医薬品及び一般用医薬品 ☆☆
問104 毒薬及び劇薬 ☆☆
問105 一般用医薬品のリスク区分
問106 直接の容器又は被包の記載
問107 医薬部外品及び化粧品 ☆☆
問108 化粧品の効能効果として表示することができる範囲 ☆☆☆
問109 保健機能食品 ☆☆
問110 薬局の開設及び医薬品の販売業
問111 配置販売業
問112 要指導医薬品又は一般用医薬品のリスク区分に応じた情報提供
問113 要指導医薬品及び一般用医薬品の販売又は陳列
問114 店舗販売業
問115 特定販売の広告で表示しなければならない情報 ☆☆
問116 医薬品の広告 ☆☆
問117 医薬品等適正広告基準
問118 医薬品等適正広告基準
問119 医薬品の販売方法
問120 行政庁による処分

第4章のポイント

第4章は、標準問題から高レベルな問題まで難易度の振れが大きいが、全体的には解きやすいものが大半を占めていた。
医薬品の広告方法をテーマにしたものが、特定販売を含めて4題(問115~118)あるのには注目に値する。また要指導医薬品は配置販売業で授与できるか(問103)、第一類医薬品は承認を受けてから施行規則第159条の2に定める期間を経過しないものをいう(問105)など、リスク区分に関する問題でも高レベルなものが目を引いた。医薬部外品と化粧品の効能効果については、別表4-1を見ておく必要があるだろう。

ポイント1

次の問題は、日本薬局方に収められているものは例外なくすべて医薬品に該当するといっていいかどうか、また無承認無許可医薬品は医薬品に含まれるといえるのか、医薬品の定義についてがテーマとなっている。思考力が試される問題である。

問102 医薬品医療機器等法に規定する医薬品の定義、範囲及び取扱いに関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
1 日本薬局方に収められているものはすべて医薬品に該当する。
2 疾病の診断、治療又は予防に使用されることを目的とする検査薬や殺虫剤、器具用消毒薬のように、人の身体に直接使用されないものも医薬品に含まれる。
3 「やせ薬」を標榜したもの等の無承認無許可医薬品は医薬品に含まれない。
4 製造販売元の製薬企業、製造業者のみならず、薬局及び医薬品の販売業においても、不正表示医薬品は、販売し、授与し、又は販売若しくは授与の目的で製造し、輸入し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。
(正解 ○〇×〇)

【第5章 医薬品の適正使用・安全対策】

問題 出題のテーマ 難易度
問41 一般用医薬品の添付文書
問42 一般用医薬品の添付文書を構成する項目
問43 添付文書に記載される「使用上の注意」
問44 一般用医薬品の製品表示の記載内容
問45 一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意
問46 添付文書に記載されている標識的マーク
問47 「透析療法を受けている人は使用しないこと」と記載される成分
問48 一般用医薬品の安全対策
問49 「流産・早産を誘発するおそれがある」と記載される成分
問50 「緑内障の診断を受けた人は相談すること」と記載される成分 ☆☆
問51 一般用医薬品の安全対策 ☆☆
問52 医薬品副作用被害救済制度
問53 医薬品副作用被害救済制度における給付の請求期限がないもの
問54 医薬品副作用被害救済制度の対象となる医薬品の種類 ☆☆
問55 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度
問56 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度
問57 製造販売業者による副作用の報告制度
問58 医薬品の安全性情報
問59 医薬品PLセンター
問60 医薬品の適正使用及びその啓発活動

第5章の出題傾向

第5章についても基本問題がほとんどであった。出題範囲では、添付文書、製品表示について、総論的な内容の問題が6問ある。別表5-1と別表5-2にある「主な使用上の注意の記載とその対象成分」からは、透析療法を受けている人が使用できない成分、流産・早産を誘発するおそれがある成分、緑内障を悪化させる成分の3問あるが、これは他ブロックと比べて圧倒的に少なかったといえる。反対に出題数がめだって多かったのは、医薬品副作用被害救済制度(3題)、安全性情報報告制度(3題)、医薬品の安全対策(2問)である。特に、医薬品の安全対策については、成分名と副作用症例を穴埋め形式で問う本格的なものになっている。

ポイント1

緑内障についての次の問50は、数少ない難問のひとつである。抗コリン作用によって眼圧上昇を招くことを知っていても、あてはまる成分を正確に選ぶことができるかどうか、実力が問われている。

問50 以下の成分のうち、それを含有する一般用医薬品の添付文書の「相談すること」欄の「次の診断を受けた人」に、「緑内障」と記載されるものとして、誤っているものを一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。
1 ジフェニドール塩酸塩
2 パパベリン塩酸塩
3 スコポラミン臭化水素酸塩水和物
4 ロートエキス
5 メチルエフェドリン塩酸塩
(正解 5)
ポイント2

安全対策について次の問題は、決して難問ではない。しかし小柴胡湯とインターフェロ ン製剤との相互作用とともに、緊急安全性情報と安全性速報との比較までを含んだ総合 的な問題となっている。

問51 一般用医薬品の安全対策に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選び、その番号を解答欄に記入しなさい。なお、同じ記号の( )内には、 同じ字句が入ります。
( ア )による間質性肺炎については、1991年4月以降、使用上の注意に記載されていたが、その後、( ア )と( イ )の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、 1994年1月、( イ )との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。 しかし、それ以降も、慢性肝炎患者が( ア )を使用して間質性肺炎が発生し、死亡が確認された例もあったことから、1996年3月、厚生省(当時)から関係製薬企業に対して( ウ ) の配布が指示された。
 
1 アミノピリン インターフェロン製剤 安全性速報
2 アミノピリン ロペラミド塩酸塩含有製剤 緊急安全性情報
3 小柴胡湯 インターフェロン製剤 緊急安全性情報
4 小柴胡湯 ロペラミド塩酸塩含有製剤 緊急安全性情報
5 小柴胡湯 インターフェロン製剤 安全性速報
(正解 3)
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